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MTサイト用フォーム・ツール選定時の着目ポイント【A-Form Advent Calendar 2019/12/04】

2019年12月 4日

MTサイト用フォーム・ツール選定時の着目ポイント【A-Form Advent Calendar 2019/12/04】

投稿者 八木

A-Form Advent Calendar 2019 4日目の記事です。

こんにちは、ディレクターの八木です。皆さん、快適なフォーム生活を送っていますか?

サイトにフォームはつきものですが、CMSのプラグインによる実装(A-Formはその一つ)、MovableType.net フォームやGooogleフォーム、CRM系ツールなどいくつも選択肢があって迷ってしまうことも多いと思います。

今日は、Movable Type(以下、MT)と組み合わせ可能なフォームの代表として、A-Formと、MovableType.net フォーム(以下.netフォーム)とを題材に、どの辺りをポイントに選ぶと良いか考えてみます。

MovableType.net フォームは、シックスアパート社が提供する、シンプルで使い勝手のよいサービスタイプのフォームです。A-Formと.netフォームはどちらも 「フォームを素早くかんたんに作成&設置」できて、「スマートフォンでも使いやすいフォーム」をうたっていて、近い存在なのかなと思います。

単純比較するならば、総じてA-Formの方が高機能なのですが、どちらが良い悪いということを言いたいわけではありません。サイトによってフォームに求める機能要件、規模感、コスト(一時コスト、継続コスト)が違います。 .netフォームの方が適するケースもあれば、A-Formが適したケースもあると思います。無闇な星取り表に走ることなく、サイトにより適した方を選んでいただきたいので、その視点でポイントを説明していきます。

コストのかかり方

  • A-Formは買い切り型、.netフォームはサブスクリプション型です。
  • 初期予算で償却するか、定額の保守予算化するかが一つポイントです。
  • 作るフォーム数によってもコスト感が変わります。
  • 誰でも10分でフォームがつくれることがわかると、手軽にアンケートをとったり、セミナー参加者募集やキャンペーン応募にと、当初の予想よりもずっとたくさんフォームをご活用いただくケースが多々あります。
  • A-Formはフォーム作成数の上限がありません。多数のフォームを運用したいケースではA-Formにコストメリットがあります。逆に、お問い合わせフォーム1つあれば十分ならば .netフォームが安くつくかもしれません。

カスタマイズ性

  • A-Formはソフトウェア(MTプラグイン)のため、機能拡張が柔軟にできます。.netフォームはサービスなのでカスタマイズには制限があります。
  • そもそも普通のフォームで十分(特殊なカスタマイズは不要だよ)ってことであれば、ここは選定ポイントになりません。

機能要件

丁度 .netフォームの機能一覧ページ がよくまとまっているので、このページの各項目に沿ってポイント解説しますね。

  • フォーム複製

    • A-Formも.netも、フォーム複製や、同一フォームを複数ページに埋め込み可能。
  • 入力項目の設定

    • A-Formは項目数の上限なし。また 複数ページにまたがるフォームが可能(次期バージョン)
    • つまり、長大なアンケート・フォームなどを作る予定がある時は要チェック。普通サイズのフォームでは両者違いなし。
    • その他、A-Formは設問1の回答がほにゃららだったら、設問2を表示する、などの条件つき出し分けが可能。
  • 回答必須/任意の選択

    • 両者違いなし。
  • 添付ファイルの受付

    • 両者とも添付ファイル可能。
    • A-Formは添付ファイルのアップロード先ディレクトリが指定できたり、ファイル形式やファイルサイズの制限(フォームごとに設定可)が可能です。この機能が欲しいかどうかがポイントの一つ。
  • 多言語対応

    • .netフォームは日・英・中対応。A-Formはデフォルト日・英。
    • A-Formは言語ファイルを追加することで任意言語に拡張可能。
    • 韓国語、フランス語、スペイン語などなど 各国言語への対応が要ならA-Form。
    • 日本語フォームのみ、日英のみの想定なら両者違いなし。
  • スパム防止

    • reCAPCHA対応: 両者対応あり。
    • A-Formのみの機能としては、NGワード、IPで制限(ブラックリスト方式)で投稿制限がかけられる点。この機能が必要ならA-Form。
  • 確認画面

    • 確認画面自体は両者ともあり。
    • CSSでできる以上のカスタマイズがしたいならA-Form。
  • 自動返信メール、通知メール

    • Fromの指定が可能など、より細かい設定が欲しいならA-Form。こだわらないなら両者違いなし。
  • 受付締切管理

    • ほぼ同等
  • カスタムCSS

    • ほぼ同等
  • 受付完了時動作

    • 例えば、完了画面にユーザがチェックを入れた資料のダウンロード・リンクを付けたい、などひねりの効いたことがしたければA-Form。
    • 固定の完了メッセージや、サンクスページで十分なら両者違いなし。
  • ユーザアクションの解析

  • 受付データの保存

    • A-Formは保存可能データ数の上限がありません。受付データが数千単位ならば考慮ポイントになります。
  • 受付データの閲覧・書き出し

    • A-Formは受付データへの細かいアクセス権限設定が可能。フォームごと、社内部署ごとにアクセスを分けたいなどの場合は考慮ポイント。
    • 管理画面上での確認件数の制限がない
    • CSV書き出し(絞り込み出力可能)
    • A-Formは kintone連携機能はありません。各種CRMサービスとの連携はカスタマイズにより対応可能(ご相談ください)。
  • 選べる公開方法

    • できることは、ほぼ同等。独自ドメイン対応が異なる。
    • A-Formは独自ドメインは制限なく可能です。1つのMTで複数ドメインのサイト運営している場合も対応可能。
  • 管理画面のIPアドレス制限

    • MT管理画面のアクセス制限により、.netフォームと同等の制限がかけられます。

以上です。ご参考になったでしょうか?

最後になりましたが、
A-FormはMTのエンタープライズ版 Movable Type Premium との組み合わせでも動きます。 もしMTP標準搭載のフォームでは足りないなと思ったら A-Form を検討してみてください。

A-Formの試用版は機能制限なしで全機能お試しいただけます。
A-Formの詳細やダウンロードはこちらから。

投稿者 八木 : 2019年12月 4日 22:03

カテゴリー: A-Form, A-Member, A-Reserve(MTプラグイン) , CMS・MovableType

タグ: A-Form , フォーム , MovableType , MT6 , MT7


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