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価格.com WEBサービスコンテスト:WebサービスAPIを使ったマッシュアップサービスの最新事例を見てみる

2007年2月 2日

価格.com WEBサービスコンテスト:WebサービスAPIを使ったマッシュアップサービスの最新事例を見てみる

投稿者 竹村

SEの竹村です。

今回は技術的な内容ではないのですが、最近のWebサービスAPIとのマッシュアップサービスのトレンドなどを、価格.comのコンテストを題材にして見てみたいと思います。

2007/01/30に価格.comの「価格.com WEBサービスコンテスト」の結果発表があったそうです。

▼【発表】価格.com WEBサービスコンテスト(Mozilla Japan協賛)結果発表!!
http://apiblog.kakaku.com/2007/01/com_webmozilla_japan.html


アークウェブは参加していないのですが、開催中、価格.comのWebサービスを使ったサイトがブログで紹介されていくのをRSSで楽しく追いかけていました。

結果発表のもようは↓YouTubeにビデオがあがっていました。

▼kakaku.com API contest awarding ceremony
http://www.youtube.com/watch?v=V0sbIpiGMXE


では、各サイトをチェックしていきましょう!

【最優秀賞】
▼EatSpot
http://eatspot.jp/

評価と予算の軸から食べログAPIで検索した結果を表示するというマッシュアップ。
その際、指定した半径が目立つようにマップ上に黒のオーバーレイをかけていて、範囲が視覚的にわかりやすくなっています。また、マップも指定した半径に応じた距離に調整されたものが表示されます。

開発者の方がビデオでおっしゃっていましたが、広域に縮小していくと現在の検索条件の全体像が見えてきます。この評価/予算でどの辺にショップが分布しているかが分かるわけです。そこから気になる地域で[現在の中心位置にスポット]をクリックすると、指定している半径で詳細を検索できるようになっているあたりがすばらしいですね。

食べログのAPI以外にもマップはGoogleMapsを利用し、写真をホットペッパー.jpから取得して表示しているそうです。
詳しくは↓こちらに書いてあります。

システム構成図 (EatSpot)
http://eatspot.jp/eatspot/app/etc.html

> EatSpotでは、主に以下のサービス・技術を利用させていただいています。
>
> * 食べログ.com レストラン情報取得API
> * ホットペッパー Webサービス
> * HeartRails Express API
> * Google Maps API
> * マピオンモバイルリンク
> * Teeda Ajax
> * 形態素解析器 Sen

形態素解析を何に使っているか分かりませんが、キーワードから検索できるようならなお良さそうですね。お店の種類をプルダウンして降りていくのは面倒なので、『石焼ビビンパ』で韓国料理屋が表示されるとか。

とはいえ、完成度が高いのであまりツッコミどころはありません^^


【優秀賞】
▼高級なガチャガチャ
http://trickster-as.com/kakakuapi/

入力した検索条件を価格.comのAPIで表示。「人気アイテムランキング」と「クチコミ件数」が表示され、探している商品を楽しく閲覧できます。

ただ、シンプルなのでトップで何を入力していいか迷ってしまいます^^;;
選択中のカテゴリの人気ランキングを表示させておくなどもできたかもしれませんが、恐らくシンプルな利便性を取ったのでしょう。

一覧表示は画像しか表示されません。この辺がガチャガチャっぽいですね。
マウスオーバーでその商品の「人気アイテムランキング」が表示されますが、ソートを「安い順」にしているのに、クリックするまで価格が分からない…という不便さは感じました。

物を探すときに、できることや見える範囲が限定されていると不自由を感じてしまうのかもしれません。


【価格.com 部門賞】
▼Sakai
http://norahmodel.exblog.jp/5090039/

Firefoxのエクステンションとしてインストールすると、サイドバーで検索条件を入力でき、価格.comの検索結果を表示できます。

単に検索結果を表示するだけでなく、対象商品の価格監視という機能が付いていて、価格監視に登録すると登録した時の価格と今現在の価格を比較して表示できます。
また、プロパティで自分の目標とする価格の設定ができるようです。

ブラウザの一機能として存在し、商品をダブルクリックすればブラウザのメインウィンドウに情報が表示されるのでスムーズに検索ができますね。


【食べログ.com 部門賞】
▼食べならべ
http://www.tabenarabe.com/

最寄り駅に近いお店を食べログのAPIから引っ張ってきて並べられるサイトです。

開発者さんのブログにも書いてありますが、ただ並べるだけになってしまっているのがもったいないですね。これを誰かに公開したり、共有したりできればWeb 2.0サイトとして『○○駅周辺、○○さんのお気に入り店リスト』のようにできますね。

技術者的に気になる点としては、[もっと詳しく!]をクリックした先は iframeで表示しているようです。これによって、ブラウザの[戻る]をクリックした時に iframe 内で1つ前の画面に戻れます。
欠点としては、iframe 内のページ遷移は元のWindow(つまり「食べならべ」)からは分かりません。よって、食べログ側のページをブックマークしたくてもできないという点にちょっと不満を感じました。


【4travel.jp 部門賞】
▼PhotoTravel(英語版)
http://phototravel.sakura.ne.jp/English/index.html

旅行で行きたい場所を入れると、4travelのAPIから旅行した人の旅行記を写真付きで紹介するサイトです。
4travelではトラベラーという人名検索はできるようですが、書いた内容を検索する箇所はないようでした。それをAPIの機能を利用して提供したわけですね。

自分が気になる場所を検索すると、他人が辿った旅行のコースが見られるというのは新しい視点ですね。日本語版もあるようです。

PhotoTravel(日本語版)
http://phototravel.sakura.ne.jp/index.html


【yoyaQ.com 部門賞】
▼Hot Planner
http://fukenkoh.ifdef.jp/webapp/hotplanner/

ホテルプランの検索条件から価格.comのAPIで一覧を表示し、GoogleMapsでその位置が確認できるサイトです。

レストランの検索単体もできるようですが、ホテルを検索してからGoogleMapsの「機能タブ」に「周辺のレストラン」というリンクがあり、クリックするとホテルに近いレストランを一覧してくれる1つのサービス上で、さらに別の検索結果へと導くというところが面白いと感じました。

ただ、現在は一覧をクリックしてもなかなかGoogleMapsのほうに反映されないようですね。


*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*

入賞したのは上記の6サイトだそうです。
その他、コンテストに参加されたサイトも載っているので、Webサービスを利用した事例としてチェックしてみるとよいと思います。

最後に、ビデオの中で、価格.comの方Webサービスが春ぐらいにバージョンアップするらしい、という告知がありました。
価格.comの売りは、豊富な対象商品と最安値の価格基準、そしてクチコミかと思います。それらをより見やすく、検索しやすくなるようマッシュアップできれば、ユーザーの利便性はもっと広がるはずです。
次回のバージョンアップが楽しみですね。

投稿者 竹村 : 2007年2月 2日 14:27

カテゴリー: Web 2.0

タグ: API , マッシュアップ , マッシュアップサービス , Web 2.0 , WebサービスAPI


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