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A-Formのインストールと初期設定
目次
インストール方法
1. アークウェブのサイトから 最新バージョンをダウンロード します。
2. ダウンロードファイルを解凍してください。解凍すると以下のディレクトリ、ファイルが展開されます。
README.txt <- 念のため、使い始める前にご一読ください。 mt-static/plugins/AForm/ <- 以下、解凍ファイルの[mt-static]ディレクトリと呼称します。 plugins/AForm/ <- 以下、解凍ファイルの[pluings]ディレクトリと呼称します。
3. Movable Typeにインストールします。
3-1. Movable Typeをインストールしたディレクトリの[plugins]ディレクトリに、
解凍ファイルの[plugins]ディレクトリ以下をまるごとアップロードしてください。
※[plugins]ディレクトリには不要なファイルを置かないようにしてください。
例えば古いバージョンを plugins/AForm.old/ とバックアップのように置いていると、新旧の両ソースともプラグインとして認識され誤動作のもとになります。
3-2. Movable Typeをインストールしたディレクトリの[mt-static]ディレクトリに、
解凍ファイルの[mt-static]ディレクトリ以下をまるごとアップロードしてください。
※[mt-static]ディレクトリがブログごとにある場合ブログごとに異なる[mt-static]ディレクトリを設けている場合は、それぞれの[mt-static]ディレクトリに、解凍ファイルの[mt-static]ディレクトリをコピーしてください。
4. ファイルのパーミッションを変更します。
4-1. 次のファイルのパーミッションを 755 に設定してください。
[plugins]/AForm/aform_engine.cgi [plugins]/AForm/aform_logger.cgi [plugins]/AForm/aform_checker.cgi
※環境によっては777や775に設定する必要があるかもしれません。
4-2. 次のディレクトリのパーミッションを 777 に設定してください。
このディレクトリは、フォームからアップロードした添付ファイル保存先として使われます。
[plugins]/AForm/data
※クラウド環境では必要ありません。
5. Movable Typeの管理画面にアクセスしてください。
自動的にインストール処理が実行されますので、画面の案内にしたがってインストールしてください。
- 「アップグレード開始」をクリックします。
- ログイン画面が表示されるので、 システム管理者権限でログイン します。
- 「データベースをアップグレードしています・・・」と表示後、「アップグレードが完了しました!」と表示されたらインストール終了です。
初期設定
A-Form4 の初期設定
A-Form4からは、A-Form用のjsとcssの読み込みをA-Formテンプレートから切り離し、サイトのテンプレートで読み込むようになりました。
下記を参考に、サイトのヘッダー/フッター等のテンプレートに、A-Form用のjsとcssを読み込むタグを記述してください。
aform_jsのインストール
- MTの管理画面に システム管理者権限 でログインします
- システムメニュー>Aform>aform_jsをインストール をクリックすると、システム配下にテンプレートモジュール「aform_js」がインストールされます
※インストール後は、テンプレート管理画面に遷移します
※aform_jsには、A-Formで使用するJavascriptを読み込む記述がまとまっています。
※aform_jsの内容 <MTStaticWebPath setvar="static_uri"> <mt:unless name="exclude_jquery_js"><script src="<$mt:var name="static_uri"$>plugins/AForm/js/jquery.js" type="text/javascript"></script></mt:unless> <script src="<$mt:var name="static_uri"$>plugins/AForm/js/jquery.validate.js" type="text/javascript"></script> <script src="<$mt:var name="static_uri"$>plugins/AForm/js/jquery.cookie.js" type="text/javascript"></script> <script type="text/javascript">jQuery.query = { numbers: false };</script> <script src="<$mt:var name="static_uri"$>plugins/AForm/js/jquery.query.js" type="text/javascript"></script> <script src="<$mt:var name="static_uri"$>plugins/AForm/js/jquery-ui.min.js" type="text/javascript"></script> <mt:if name="aform_lang" eq="ja"> <script src="<$mt:var name="static_uri"$>plugins/AForm/js/jquery.ui.datepicker-ja.js" type="text/javascript"></script> </mt:if> <script src="<$mt:var name="static_uri"$>plugins/AForm/js/aform.js" type="text/javascript"></script>
テンプレートの設定
- A-Form用JSの読み込み:
フォームを埋め込むテンプレートの </body>直前に、以下を記述してください
<mt:include module="aform_js">
※埋め込むページですでにjQueryを読み込んでいる場合、jQuery同士で衝突が起ため、この場合は以下の記述にすることで、aform_jsでのjquery.jsの読み込みをしないようにできます
<mt:include module="aform_js" exclude_jquery_js="1">
※A-Memebrテーマを適用している場合は、上記テンプレートの設定は不要です(テーマにて対応済みのため)
- 「aform_lang="ja"」を追記するとカレンダーを日本語表記にできます
<mt:include module="aform_js" aform_lang="ja">
<mt:include module="aform_js" exclude_jquery_js="1" aform_lang="ja">
- A-Form用スタイルシートの読み込み:
テンプレートのhead内に下記を記述すると、A-Formのデフォルトスタイルが適用されます。
(これを使用せず、お使いのサイトのCSSでスタイルを定義してもかまいません)
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="<$mt:StaticWebPath$>plugins/AForm/style.css" /> <link rel="stylesheet" type="text/css" href="<$mt:StaticWebPath$>plugins/AForm/jquery-ui.min.css" />
MTタグの編集(A-Form3、A-Form4 共通)
1. MTの管理画面に テンプレート編集可能な権限でログイン してください。
2. テンプレート内の次のタグに「aform="1"」属性を追記してください。
- <$MTPageBody$>
- <$MTPageMore$>
- <$MTEntryBody$>
- <$MTEntryMore$>
例)
<$MTEntryBody$> → <$MTEntryBody aform="1" $>
これらのタグは次の画面遷移でアクセスされるテンプレートに記述されています。
<$MTPageBody$>と<$MTPageMore$>の場合、
対象のブログを選択-> メニューから[デザイン] -> [テンプレート]を選択-> [ウェブページ]を選択 -> テンプレートを修正
<$MTEntryBody$>と<$MTEntryMore$>の場合、
対象のブログを選択-> メニューから[デザイン] -> [テンプレート]を選択-> [ブログ記事]を選択 -> インクルードテンプレート一覧から[ブログ記事の詳細]を選択 テンプレートを修正
※MTの任意のテンプレートをヘッダ、フッタに利用したい場合は以下をご参照ください。
任意のテンプレートをヘッダ、フッタに利用する | 「A-Form」ドキュメント
動作確認レポート設定
※フォームの安定稼動、および障害発生時にこれをすみやかに検出するために
以下の設定を行って 動作確認レポート機能をご利用されることを強くおすすめ します。
1. MTの管理画面に システムメニューにアクセス可能な権限でログイン してください。
2. システムメニューの[プラグイン]にアクセスしてください。
3. インストールしているプラグインの一覧が表示されます。一覧から、
[A-Form 3.x.x]または[A-Form 4.x.x]を選び、[設定]をクリックします。 ※ 3.x.x、4.x.x はインストールされているバージョンになります
4. サーバでcronが使えない環境の場合
- 4-1. [動作確認レポート設定]から、[フォームへのアクセスで起動]に必ずチェックを入れてください。
cronが使える環境に関しては設定方法を後述します。
- [起動する間隔(例:30min、24h、3day)]に動作確認プログラムの起動間隔を指定します。間隔の指定は分、時、日単位で行うことができます。30分なら30min、24時間なら24h、3日なら3dayと指定します。起動間隔が未指定の場合は24hを指定したものとして扱います。
- ※なお、ここで指定した起動間隔は確実に実行される起動間隔の指定にはならないことにご注意ください。cronで起動間隔を指定する場合とは異なり、フォームのアクセスで起動する場合は、起動間隔のチェックもフォームにアクセスされたタイミングでなされます。そのため、指定した起動間隔以上経過していても、A-Formで作成したフォームのどれかにアクセスがあるまでは動作確認プログラムは起動しません。
- 4-2. [動作確認レポート送信先]に動作確認レポートを受け取る受信可能なメールアドレスを必ず指定してください。
- 4-3. [確認画面アクセス数の閾値]に数値を半角で指定してください。
フォーム単位に確認画面へのアクセス数をチェックし、前回チェック時から指定した値より少ない確認画面へのアクセスしかないフォームが存在したらフォームが正しく動いていない可能性があると判断して確認処理の動作確認レポートメールを送ります。未指定の場合は1を指定したものとして扱います。
- 4-4. [受付データ保存数の閾値]に数値を半角で指定してください。
フォーム単位に受付データの保存回数をチェックし、前回チェック時から指定した値より少ない回数しか受付データを保存していないフォームが存在したらフォームが正しく動いていない可能性があると判断して保存処理の動作確認レポートメールを送ります。未指定の場合は1を指定したものとして扱います。
5. [変更を保存]ボタンをクリックして、以上の設定を保存します。
6. cronが使える環境を利用している場合
- 6-1. [動作確認レポート設定]から、[フォームへのアクセスで起動]のチェックをオフにしてください。
- 6-2. 一定時間単位に動作確認プログラムを起動するようにcronを設定します。
- 以下は毎日午前0時に動作確認プログラムを起動する設定例です。
0 0 * * * perl [plugins]/AForm/aform_checker.cgi cron ※ [plugins]のパスはインストールした環境に合わせて変更してください。 たとえば、[plugins]ディレクトリが/var/www/cgi-bin/mt/plugins/の場合は 下記のように設定します。また、cronで起動するときは最後にパラメータ「cron」を渡します。 0 0 * * * perl /var/www/cgi-bin/mt/plugins/AForm/aform_checker.cgi cron
- プラグイン設定については A-Formプラグイン設定 をご参照ください。
動作環境(インストール環境)
以下の環境で動作確認を行っております。
- Movable Typeのバージョン
A-Form PC 3.x:MT6.x
A-Form PC 4.x:MT7.x
- サーバーOS
Linux
※Fedora Coreで動作確認しております。
- ウェブサーバー
Apache
※SMTP、またはsendmailによってメール送信が可能なウェブサーバーである必要があります。
- データベース
MySQL 5.0 以降
デザイン変更
CSSを切り替えることで、デフォルトデザインから変更することができます。
A-Form 3.1から 2つのA-Formテーマをmt-staticに追加しています。
それを読み込むようにすることで見た目の変更が可能です。
- mt-static/plugins/AForm/theme/theme01.css
table的な見た目
- mt-static/plugins/AForm/theme/theme02.css
縦に並ぶが、凡例が横にくるタイプ
radioとcheckboxは横にならぶ
1. CSSをテンプレートに追記します。
対象のブログを選択-> メニューから[デザイン] -> [テンプレート]を選択-> [HTMLヘッダー]を選択 -> 下記のように追記 (4行目) <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=<$mt:PublishCharset$>" /> <meta name="generator" content="<$mt:ProductName version="1"$>" /> <link rel="stylesheet" href="<$mt:Link template="styles"$>" type="text/css" /> <link rel="stylesheet" href="<$MTStaticWebPath$>plugins/AForm/theme/theme01.css" type="text/css" /> <link rel="start" href="<$mt:BlogURL$>" title="Home" /> <link rel="alternate" type="application/atom+xml" title="Recent Entries" href="<$mt:Link template="feed_recent"$>" /> <$mt:CCLicenseRDF$>
2. [変更を保存]ボタンをクリックして、再構築します。
3. このテーマをさらにカスタマイズするには、自作のスタイルシートをテーマ用CSSの後に追加で読み込んでください。
<link rel="stylesheet" href="<$MTStaticWebPath$>plugins/AForm/theme/theme01.css" type="text/css" /> <link rel="stylesheet" href="/common/css/form.css" type="text/css" />
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