ホーム » Movable Type » A-Form » A-Form ドキュメント » ファイルアップロードパーツ

ファイルアップロードパーツ

←A-Form ドキュメントTOPに戻る 

ファイルアップロードパーツは、フォームから画像やPDFなどのファイルを添付送信するための基本パーツです。

項目名の編集、任意入力/必須入力指定、ID値の編集、入力例の編集、ファイル形式の制限設定、ファイルサイズの上限設定を行うことができます。

フォーム編集画面

ファイル形式制限の設定方法

「画像ファイルのみ受付けたい」など、添付ファイルの種類が制限できる機能です。
[ファイル形式を編集]をクリックして、受付けるファイル形式の拡張子を入力します。制限したくない場合は空欄にします。
OKボタンを押下後、フォームを保存します。

* 半角英字で入力してください。
* 拡張子の前の「.（ピリオド）」は不要です。
* 複数種類のファイルを指定する場合は、「,（半角カンマ）」で区切ってください。
　例：JPEG形式のファイルを受付ける場合→「jpg」、PDFとテキストファイルを受付ける場合→「pdf,txt」

添付ファイルの拡張子は、大文字・小文字で区別しません。ファイル形式を「jpg」と制限設定した場合、「hoge.jpg」「hoge.JPG」「hoge.JpG」のいずれも受付けます。

ファイルサイズ制限の設定方法

添付ファイルのサイズに上限を設けることができる機能です。
[ファイルサイズを編集]をクリックして、受付けるファイルサイズの最大値を入力します。制限したくない場合は空欄にします。
OKボタンを押下後、フォームを保存します。
※添付ファイルを蓄積することは、サーバのディスク容量を消費します。
重いファイルが送られてきてサーバに過度な負荷がかからないよう、安全のために上限を設定することをおすすめします。

* 半角数字で入力してください。
* 単位はByte（バイト）です。ゼロの数にご注意ください。"1000K"や"5G"のように、アルファベットは入力できません。
　例：1KBの場合→「1000（ゼロ3つ）Byte」、1MBの場合→「1000000（ゼロ6つ）Byte」

実際のフォーム画面

「参照」ボタンを押すとアップロードするファイルの選択画面が表示されるのでアップロードするファイルを選びます。

バリデーションチェック

指定したファイルタイプでない場合、「確認」ボタン押下後、エラーチェックが入ります。

指定したファイルサイズを超えた場合、「確認」ボタン押下後、エラーチェックが入ります。

アップロードファイルが保存されるディレクトリ

デフォルトの状態では、{MTインストールdir}/plugins/AForm/data 配下に

{フォームID}/（ファイル名.拡張子）

というかたちで保存されます。

{フォームID}は管理画面で参照できるフォームのIDそのものです。
フォームごとにディレクトリが作られ、その中にアップロードされたファイルが保存されます。

• 保存先を変更するには
  システムメニュー ＞ ツール ＞ プラグイン設定 ＞ A-Form 3.x の設定画面から
  「アップロード先ディレクトリの指定」欄に、変更後のディレクトリを絶対パスで入力します。
  なお、指定ディレクトリのパーミッションは、777 に設定してください。
  

ファイルの命名ルールについて

ファイルの命名ルールは、以下のようになっています。

{受付データID}-{フィールドID}-{アップロードID}.{拡張子}

{受付データID}は、内部で管理しているIDで、具体的には、mt_aform_dataテーブルのaform_data_idに相当します。受付データ管理画面の受付番号とは別物です。

{フィールドID}も、内部で管理しているIDで、具体的には、mt_aform_fieldテーブルのaform_field_idです。

{アップロードID}は、アップロード時に作成されるランダム文字列です。mt_aform_fileテーブルのaform_file_upload_idに記録されています。
これは、ファイル名の類推によるファイルへの不正アクセスを防ぐため、ランダムな値としています。

{拡張子}は、アップロードされたファイルの拡張子そのままです。