こんにちは、ディレクターの八木です。
会員制サイトが作れるMT用プラグイン「DynamicAuthentication」に新しい機能が追加されました。
- ログイン状態を判定する<mt:DynamicAuthenticationIfLogin>タグ
- 認証ユーザ管理ブログのカスタムフィールド値を取得する<mt:DynamicAuthenticationUserInfo>タグ
新しく提供された2つのタグを使うと、
・ログイン状態に応じたメッセージの出し分けや、ログインボタンの表示/非表示制御
・ユーザ固有の情報を埋め込んで簡易マイページ的に使ったり、担当者からユーザに向けた個別メッセージを掲載するなどよりパーソナライズされた会員サイトを提供できるようになります。
【予告】さらに、次期バージョンのA-Form Bambooと組み合わせることで、ユーザ自身によるオンライン登録, 退会, 登録情報編集機能を追加できるようになる予定です。
以下、それぞれのタグの使い方を説明します。
■ログイン状態を判定するコンディショナル・タグ mt:DynamicAuthenticationIfLogin
ユーザがログイン中か否かを判定するコンディショナル・タグです。
ログイン中ならtrueが、そうでないならfalseが返ります。
<mt:DynamicAuthenticationIfLogin>
※ログインしている場合の処理を書く※
<mt:Else>
※未ログインの場合の処理を書く※
</mt:DynamicAuthenticationIfLogin>
サンプルコード:
こんにちは、あなたは
<mt:DynamicAuthenticationIfLogin>ログイン済みですね。
<mt:Else>まだログインしていませんね。
</mt:DynamicAuthenticationIfLogin>
デモ:動作デモ
ID/password: demo / demo でログイン状態とそうでない場合での冒頭メッセージの違いを確認してみてください。
■認証ユーザ管理ブログのカスタムフィールド値を取得するファンクショナルナル・タグ DynamicAuthenticationUserInfo
認証ユーザ管理ブログのカスタムフィールド値を表示できるファンクショナル・タグです。
カスタムフィールドはベースネームで指定します。
書式:
<mt:DynamicAuthenticationUserInfo key="CUSTUMFIELD_BASENAME">
サンプルコード:
例えばユーザ認証管理用ブログにカスタムフィールド:ユーザ氏名(username)、ユーザ住所(useraddress)、営業担当者(tantousha)を追加したとすると次のように書くことができます。なおカッコ内はカスタムフィールドのベースネームです。
<$mt:DynamicAuthenticationUserInfo key="user_name"$>さん、会員サイトへようこそ!
担当の<$mt:DynamicAuthenticationUserInfo key="tantousha"$>です。
あなたの住所は、<$mt:DynamicAuthenticationUserInfo key="user_address"$>でしたよね?
デモ 動作デモ
上記リンクをクリックするとログイン画面になるので、ID/password: demo / demo でログインしてみてください。
DynamicAuthenticationの詳細:
https://www.ark-web.jp/movabletype/dynamicauthentication/index.html
実際に試してみたいという方へ、管理画面を含めたデモ環境をご用意しています。
ご希望の方は、担当:八木 までお問い合わせください。
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