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 **このページは? [#nc57f6f3]
 
 ''高齢者・障害者等配慮設計指針─情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス─''
 ''第3部;ウェブコンテンツ (JIS X 8341-3)''
 http://www.webstore.jsa.or.jp/webstore/Com/FlowControl.jsp?lang=jp&bunsyoId=JIS+X+8341-3%3A2004&dantaiCd=JIS&status=1&pageNo=0
 
 -2008年9月9日(火)と9月10日(水)、スタッフのアクセシビリティのリテラシーを上げるため、JIS X 8341-3(高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス−第3部:ウェブコンテンツ)を皆で読み、議論する会を社内で行った。
 
 -参加者:中野, 野島, 進地, 竹村, 八木, 志田, 近藤 
 -文責:[[中野]]
 
 **「附属書」を読んでの議論・議論 [#e529f1f1]
 **「附属書」を読んでの感想・議論 [#e529f1f1]
 
 -瑣末だけど、この「附属書」は日本語が変なところ(誤植?)が結構あるね。
 
 -アクセシビリティJISでいう「機種依存文字」って、JIS X 0208 ([[JIS X 0208 - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/JIS_X_0208]]のことなんだそうだ。
 
 -2.1 b) だけど、たとえば今携帯コンテンツではmarqueeを多用しているよね。そもそもJISで定めている「ウェブコンテンツ」って携帯のコンテンツも含むのかな?
 --もしJIS X 8341-3がカバーしない場合は独自の規格があるのかな?
 --以下、勉強会の後で竹村が調べたもの。
  総務省の2008年3月の資料
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/pdf/080311_1_si2-3.pdf
  
  P41より抜粋。
  
  「
  (ア) 誰にとっても使いやすいユーザーインターフェース
  パソコンによるWeb サイト利用に関するアクセシビリティについては、以下
  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
  のものが参考となります。
  
  ○ JIS X 8341-3:2004 「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信にお
  ける機器、ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」
  ○ 公共分野におけるアクセシビリティの確保に関する研究会報告書
  (http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/051215_1_pdf.html)
  
  前者は、情報アクセシビリティの国際標準化委員会ウェブアクセシビリティ
  国際規格調査研究部会によって作成されたウェブコンテンツのアクセシビリ
  ティガイドラインで、ウェブコンテンツをどのように制作すればよりアクセシ
  ブルなものにすることができるかをウェブの開発・制作者の立場でまとめたも
  のです。後者は、総務省が「公共分野におけるアクセシビリティの確保に関す
  る研究会」において、地方公共団体のホームページ等におけるアクセシビリテ
  ィ向上に向けた取組について検討したものです。
  
  モバイルサイトのアクセシビリティの確保に関する標準はまだありません
  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
  ので、上記のような資料を参考にしつつ、利用しやすくするための工夫を検討
  することが重要です。
  」
 
 -2.1 c) 例1は、どうして「HTML4.01」と限定しているんだろう? 当時最も新しかったからかな?
 --いや、後ほど「XHTML1.1」などの記述もあるよ。
 
 -2.2 c)、テーブルのscope属性、headers属性、id属性などはちゃんと復習が必要。
 --ホームページリーダーなどでの操作についても、ちゃんと補習してみたい。
 
 -2.2 e)、この例のパンくずのマークアップって意味的に正しいの? という疑問がある。
 
 -2.3 d) 参考、「上肢に障害をもつ利用者が、オートスキャン入力(...)」のオートスキャン入力って?
 --「Pete」というソフトがあり、そこで説明されているよ。
 
 e-AT・AAC・IT辞典 〜お〜 オートスキャン方式
 http://www005.upp.so-net.ne.jp/yas-shi/e-at/dic-o.html#AutoScanningMethod
  スイッチを用いた文字やコミュニケーションシンボル,機器操作の選択方式
  で自動走査方式ともいう.一定時間おきに対象物が変わり,目的の対象物が
  来たときにスイッチを押すことで選択を行なう.
 
 Pete(ピート)オートスキャンで利用
 http://at.a-brain.com/PeteHP/manual/autoscan.html
  オートスキャンの順序は、1)「ゾーン」(単語予測ウィンドウ/操作予測ウィ
  ンドウ/ソフトキーボード)、2)「グループ」(ソフトキーボード内)、
  3)「列」(グループ内の各列)、4)「ボタン」(個別の文字または単語の
  ボタン)の順で行われます。それぞれフォーカスがある(領域の色が変化して
  いる)時にワンスイッチ入力を行うことで、いずれかのゾーン、グループ、
  列またはボタンを選択することができます。
 
 -2.3 f)、ナビゲーションの読み飛ばしの実装方法だけど、例示の透明gifにaltを付ける以外にCSSで表示オフにする例もある。
 
 -2.4 a) 例2、alt属性があまりに長くなってしまう場合、longdesc属性を使うのが妥当かな?
 
 -2.4 a) 3)、「alt=""」って本当にいいのかなぁ。
 --alt属性の内容と、直後の文章が丸々重複する場合、音声ブラウザ利用者はわずらわしいよ。
 --でもそれはHTML的には正しくなく、音声ブラウザの不備を補うアドホックな回避法なのでは?
 --閲覧者のターゲット、コンテンツの性質にもよるんじゃないかな?
 
 -2.4 d) 1)「Flashでメニューを提供しているとき、同等の内容をテキストでも…」、これやっている?
 --だいたいやっているけど、全部やっている自信はないです。仕組み化がされているとは言えない。
 
 -2.4 d) 4)の「PDFアクセシビリティ機能」、ここでは説明があっさりしているけど、黄緑本にはどっさり書いてある。あっちをちゃんと読もう。
 --HTML版を置けばPDFはアクセシブルでなくてもい?
 --そんなことはないよ。PDFの代替としてHTML版を置くような場合でも、PDFが一人歩きする可能性があるから。
 
 -「認知障害」についての配慮が何度か出てくるけど、って認知についての障害はどんなタイプがあるんだろう? 調べてみよう。
 
 -2.7 a) 2)、<div lang="pt-br">と書くのはわかるが、先にlang属性を指定してある<div lang="ja">はわざわざ指定する必要があるの? </div>が閉じたタイミングでクリアされるのでは?
 --それも調べてみないと。
 
 -標準情報(TR)ってなんだろう?
 
 日本工業標準調査会:JISと標準化活動-TS/TR制度について
 http://www.jisc.go.jp/jis-act/ts-tr.html
  JISとは異なる種類の標準に関連する情報類(標準化関連情報、データ集など)
  として、これ自体はJISにはならないものの、標準化の推進に資するものと
  して公表される標準文書。 
 
 
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 #blikifooter(中野)
 
 tag: [[JIS X 8341-3>tag/JIS X 8341-3]]

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