A-Form Advent Calendar 2019 25日目の記事です。
こんにちは、ディレクターの八木です。 アドベントカレンダー最終日の今日は、問い合わせ内容によって担当チームが異なるような組織向けの、A-Form x Slack活用Tipsについて書きます。
12/11の竹村の記事で、お問い合わせをRedmine(イシュー管理ツール)に投稿しつつSlackにも通知を投げる話題を取り上げました。この時は node.js を利用してプログラムの開発を伴いました。
本日は、
問い合わせ種別ごとに、異なるSlackチャンネルに通知したい ニーズへの対応を、
方法でご紹介します。
※今回ご紹介するSlackアプリは、有料プランの方限定です。無料ユーザの方はごめんなさいね。
Slackが開発したアプリ「Email」を使うと、メール送信による投稿が可能になります。投稿専用のメールアドレスが発行され、そのアドレス宛てにメールすると、あらかじめ指定したチャンネルに書き込まれます。
他方、A-Formには 「ドロップダウン(宛先連動型)」というパーツがあり、これを使うと ユーザが選択した項目ごとに、異なる宛先に通知メールを送信できます。
A-Form側で通知メールの宛先を投げ分けて、Slackアプリ側でメールを目的のチャンネルに投稿するという流れです。
例として、製品の問い合わせは営業チームのチャンネル、採用は採用チーム、それ以外はウェブチームのチャンネルに通知されるよう設定しましょう。
まず、Slack側から準備していきます。
ワークスペースのメニューから、「その他の管理項目」 > 「App管理」をクリックし、Appディレクトリを開きます。
検索窓に「Email」と入力して検索実行。
結果から「Email」アプリを選択して、次の画面で「Slackに追加」します。
投稿先のチャンネルを選択して「メールアドレスインテグレーションの追加」クリックします。
インテグレーションの設定画面に遷移します。
投稿用のメールアドレスが表示されるので、メモしておきます。
その他の項目は適宜設定し、「インテーグレーションの保存」クリック。これで1チャンネル分の準備完了です。
「Email」アプリのトップに戻って、通知先チャンネル分 手順3から6までを繰り返します。
ドロップダウン(宛先連動型)パーツの設定で、
宛先設定のチェックを入れて、 送信先は Bcc:フィールドに先ほどメモしておいた Slackの投稿用アドレスを入力します。
フォームを有効にしたら、準備完了です。
さっそくフォームから入力してみましょう。
ユーザが送信すると、数秒後にSlackに通知が届きました。これでお問い合わせの見落とし無しですね!
以上、プログラムの知識不要、10分程度で簡単に設定できるものなので、是非ご活用ください。