2016年もあと1ヵ月と少しですね。NGOやNPOなど非営利担当者の皆さん、動きの速いウェブやソーシャルメディアの活用、今年はうまく取り組めましたか?
今回は「NGO/NPOの2017年のウェブサイト改善やソーシャルメディア活用に役立つアドバイス」という切り口で記事をピックアップしてみました。
「あなたの団体サイトは2017年への準備はできてますか?」という記事から。これらの質問に「No」が一つでもあれば、サイトリニューアルを検討すべきだというアドバイスです。
via Is Your Nonprofit Website Ready for 2017? | npENGAGE
2017年にFacebookやTwitterなどの人気ソーシャルメディアを使いこなすポイントを、新たな機能追加の予測と共に解説している記事。特に日本のNGO/NPOでも対応は必須といえるFacebookについての指摘を拾っておきますね。
その他、Facebookはテレビで閲覧できる機器、VR、360度ムービーなども強化しそう。こういったトレンドに素早く対応できると新たなユーザー層と出会えそうですね。
via 24 Predictions for Social Media and Social Media Marketing in 2017 | Social Media Today
ウェブのユーザビリティーやユーザーエクスペリエンスの世界でとても有名なNielsen Norman Groupから、実際の調査に基づくウェブサイト設計・構築の「10のミス」を見ておきましょう。
via Top 10 Enduring Web-Design Mistakes
著名なバイラルメディアBuzzfeedで特に大きな反響を呼んだ画像を選び、その理由を考察した記事。実例豊富で説得力があります。
“面白画像”がNGO/NPOに何の関係があるのか? と疑問に思うかもしれません。
しかし、 一目瞭然でわかり、シェアされやすい画像にデータや主張をコンパクトに詰め込むことができればより多くのネットユーザーに届く可能性があるのです 。真正面から主張する前に、画像に載せたらどうか? を考えてみては。
via Most Popular Buzzfeed Images: Why They Went Viral
せっかくキャンペーン用ページやブログ記事を公開しても、シェアされず読まれないのでは意味がありません。そこで英語圏の著名メディアは、ページを公開したら「Twitterなどで繰り返し宣伝する」というシンプルな方法を取っているそう。
しつこいのでは? と感じるかもしれませんが、ネットユーザーのチェック頻度はまちまちなので、いい方法かもしれませんね。
via Five Big Brands’ Strategies for Recycling Social Media Updates
グリーンピースが2016年夏に、同団体として初めて行ったVR(ヴァーチャル・リアリティー)キャンペーン"A Journey to the Arctic"は、気候変動によって変化していく南極の自然環境を疑似体験できるもの。
街頭で3分半のビデオを体験してもらうと「 ほとんどの人が驚き、運動へのサポートを表明した 」そうです。
専門家は、VRには感情移入を増やし行動を変容させる効果があると指摘。新しい技術・表現方法が登場したときは、必ずチャンスがあるはずです。こういうケースに注目しておきたいですね。