NGOやNPO向けのウェブ活用情報が豊富な英語圏の記事を読み漁り、これは役立つかも! と思うものを紹介します。2016年7月号です。
非営利団体のウェブサイトを最適化するツールとして、3つのサービスが紹介されています。紹介されているサイトそのものが利用しづらい場合でも、類似のサービスも増えているので検索してみてください。
Crazy Eggはウェブサイト閲覧者の「 ヒートマップ(ページのどこがよく見られているか) 」と「 スクロールマップ(ページがどこまでスクロールされているか) 」を提供するサービスです。有償ですが無料お試し期間があるようです。
Optimizelyは、日本にも代理店がある「 A/Bテスト 」「 多変量解析 」サービスです。サーチエンジン広告などと絡めたランディングページ(例:寄付ページ)ではテストによる最適化がとても重要になってきているので、トライしてみるといいと思います(A/Bテストの基本的な機能はGoogle Analyticsでもできます)。
Unbounceはドラッグ&ドロップによる制作、レスポンシブ表示などの機能を持つ「 ランディングページ制作 」サービス。A/Bテストもでき、WordPressとの連携などもできるようです。
英語圏のコンテンツマーケティングについての記事を読むと、「コンテンツ制作カレンダーを作りなさい」という話がよく出てきます。制作プロセスや公開タイミングを、各サービスの特性も考えながらスケジュールに落とし込みなさい、という趣旨です(そこまでやる余裕はないよ、という声も聞こえてきそうですが…)。
この記事でちょっといいなと思ったのは「 あなたの時間をソーシャルメディアにどう割り当てるか 」というグラフです。
限られた労力だからこそ、こういうやりくりの視点は大切なのでは? と思います。ご参考に。
1年前の記事ですが、内容は今も通じるものなので紹介。メールマガジン(ニュースレター)の読者を増やすための効果的な方法5つです。
TYTHEDesign という、私企業とノンプロフィット団体の橋渡し的存在としてちょっと魅力的な企業を見つけたので紹介します。
このコンサルティングファームは、社会的(第三)セクターの企業や団体を顧客として持ち、有償で仕事も請けながら、一定割合でお金を払えない顧客もサポートしているとか。"TYTHE"というのは「十分の一税」という意味。社会問題は営利から非営利までさまざまなアプローチがあるはず。こういう取り組み方は素敵ですね。
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アークウェブは、NGOやNPOのウェブサイト構築、ウェブ活用のアドバイス、お手伝いにとてもやりがいを感じています。ご興味があれば以下のページをどうぞ。