さまざまな社会的課題を解決するノンプロフィット団体(NGO/NPO)や活動者の、ウェブサイト活用の参考になりそうなウェブ上の記事をピックアップしました。時期は2016年2月から5月までとバラバラです。
ピンとくるものがあったら、ぜひ取り入れてみては?
非営利団体格付けサービスCharity Navigatorのランキングシステムが2016年6月1日から変更されたそうです。
財政の健全性指標を見る期間は直近1年でなく3年間の平均に。団体の予算に占める間接費の割合はこれまでは0%でないと最高評価は得られなかったが(まず実現はムリ)、より現実的な比率を採用──などだそう。
日本国内の団体に直接関係はありませんが、非営利団体の評価指標の一つのトレンドとして捉えておくといいかもしれませんね。
B2BであれB2Cであれ「コンテンツ・マーケティング」への取り組みが急成長している中で、あなたの組織はどんなコンテンツをつくるべきか? という記事。
B2C企業(一般ユーザーを対象としたNGO/NPOも同様の部分があるでしょう)で効果的なコンテンツとしては、ニュースレター(メールマガジン)、リアルイベント、シェア用画像、ソーシャルメディア、インフォグラフィックなどが挙がっています。
いくつかのコンテンツの特徴を拾ってみます。
英語圏で800あまりの中小非営利団体を対象に、ウェブサイトで使われているCMSを調査した結果です。
トップ5のツールが62%のサイトで使われていて、WordPressが42%(ちなみに全世界1000万サイトのうちWordPressの利用率は23%だとか)。
2位以下も含めたランキングを見てみましょう。
もっとオープンソースのCMSばかりがひしめいているのかと思いましたが、商用ソフトウェアもしっかり使われてますね。
CMSを導入せず、静的サイト、または不明な(恐らくオリジナルの?)CMSを使っているサイトは13%あったそうです。
ニュースレターを送る際、送信元(From)メールアドレスにロールベースのメールアドレス(infoやwebmasterなど)を使うのはやめよう、という趣旨。
これは確かにそうだなぁ、と思います。"info"や[組織名]、[メールマガジン名]などのメールアドレスを目にした場合、たとえ内容がパーソナルなものであっても“あ、宣伝だな”と直感的に判断し、関心を失う(=開封もしない)ことが多いような気がするからです。パーソナルなタッチが大切ですよね。