Zen Cartカスタマイズ:商品情報や購入ボタンをランディングページに埋め込むAPIモジュール開発

Zen Cartの弊社独自版「 Zen Cartハイエンド 」のカスタマイズ事例をご紹介します。

Zen Cartのデータベースに格納された商品情報を、ランディングページなど任意のページで表示できる「 商品情報表示API」モジュール を開発しました。

Zen Cart 商品情報表示APIモジュールの概要

このモジュールでは、APIを経由して商品説明、価格、在庫情報、オプション(色やサイズなど)、[カートに入れる]ボタンなどを、別のページに埋め込むことができます。商品の説明や価格はデータベースを参照して動的にアップデートされるので、価格や在庫が頻繁に変動する商品などで活用すると特に便利です。

他にも、こんなメリットがあります。

実際の組み込み方

商品情報を表示したいページで、以下のようにJSを読み込みます。

<script type="text/javascript" src="js/purl.js"></script>
<script type="text/javascript" src="js/shop_api.js"></script>

※コード中の【n】は注釈番号であり、実際のコードでは必要ありません。

<script>
$(document).ready(function(){

    shopApi.add_to_cart({
        p_model : 'SAMPLE-T47',    【1】
        description : 'OFF',       【2】
        after_success : function(res, mode) {
            【3】
            $("#shop-api-result").prepend(res); // ※商品情報を表示する位置を指定
            
            【4】
            if (mode === 'iframe') {
              $("#shop-api-result iframe").css('width',  '800px');
              $("#shop-api-result iframe").css('height', '150px');
              $("#shop-api-result iframe").css('border', '0px black solid');
            }
        }
    });
});
</script>

HTMLには id="shop-api-result" のdivを用意しておきます。

<div id="shop-api-result"></div>

準備するものはこれだけです。

商品情報を表示したいページと、商品情報を持つZen Cartが別ドメインの場合でも、管理画面で許可済みのドメインに クロスドメイン通信(CORS:Cross-Origin Resource Sharing) で出力するので問題ありません。

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アークウェブは、Zen Cartによるオンラインショップの構築、さまざまなカスタマイズ開発を数多く経験しています。ご興味があれば、ぜひお問い合わせください。