NGO・NPO向けネタ:「インフォグラフィック」を作成しヒットさせるコツ

英語圏のNGOやNPOは効果的に活用しているのに、日本の非営利団体のウェブサイトなどではほとんど見かけないもの、その一つが「 インフォグラフィック 」です。

インフォグラフィックとは、例えばこんなもの(リンク先は猫情報サイトの「あなたの猫は太りすぎ?」というインフォグラフィック)です。

(引用: Infographic: Fit Cat or Fat Cat?

インフォグラフィック(Infographics)はInformation(情報)+Graphics(画像)で Wikipedia(en)の定義 によると「データ、知識などの複雑な情報を簡潔・明白に示すためにつくられるグラフィック」。

ウェブでも最近流行りの「 データビジュアリゼーション (データの見える化)」、そしてノンプロフィット方面では「 データアドボカシー (データに基づく政策提言・世論形成)」とも関連する考え方だと思います。

日本のNGOなどは、サイト上の「写真」や「図版」などのクオリティーに高い関心を持っていない(手が回っていない)ケースが多いのだろうと思います。  
しかしソーシャルメディア時代、よいコンテンツはどんどん独り歩きし、新たな関心層を連れてきてくれる可能性があります。ですから取り組んでみる価値は十分にあるはずです。

インフォグラフィックのつくり方や活用方法を、最近読んだ2つの記事から紹介しましょう。

インフォグラフィックを作成する際に欠かせない4つの要素

(引用: How to Leverage the Power of Infographics on Social Media | Social Media Today

  1. データ (信頼のおける情報源のもので、タイムリーで、実質があること)
  2. デザイン (色使い、フォント、見やすさ)
  3. ストーリー (問題、時間軸、メッセージ、そして解決策の提示)
  4. シェアされやすさ (時流との関連、面白さ、SEO、ソーシャルメディア対策)

この4つの要素のバランスが偏っていると、退屈なもの、怪しげなもの、アマチュアっぽいものなど、インフォグラフィックとして及第点にならないようです。

以下、参考記事からいくつか(超訳)。

インフォグラフィックをヒットさせるには

作成したインフォグラフィックをネット上でいかに広めるか、についてのコツです。一般的なものですが、抜けがないかのチェックリストとして役立つはずです。最後のポイントは意外に忘れがちかも。

インフォグラフィックの活用についての話題、また見かけたら紹介したいと思います。

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以下の記事を元に書きました。