北米NGO/NPOの7割はコンテンツマーケティングを去年より強化、第一目的はファンドレイジング、Facebookをよく使う(CMIのレポートから)

NGOやNPOなどのノンプロフィット団体、公益団体も、北米ではコンテンツマーケティングに本格的に取り組みはじめたと感じられる記事がHubSpotにあったので、ポイントを紹介します。

65% of Nonprofits Are Producing More Content Than a Year Ago [New Data]

これはCMI(Content Marketing Institute)のレポートを元にしています。

2014 Nonprofit Content Marketing Benchmarks, Budgets, and Trends - North America

この調査対象のデモグラフィックは、職員10人以下の団体が23%、10人?99人の団体が42%、100人?999人の団体が28%、1,000人以上の団体が7%となっています。

全体の動向

コンテンツマーケティングの目的

どのような展開を行っているか

コンテンツの制作体制

この項目についてプレゼン資料から補足すると、自団体のコンテンツマーケティングを「とても効果的である」と分析する団体では、50%がドキュメント化された戦略をもち、販促予算のうち30%を使っている、となります。

日本だと、横並び意識でFacebookやTwitterなどのアカウントを開設してみたが効果測定はまだ...というケースが多いと思います。また、インバウンドマーケティングで効果を挙げていくための公式サイト内のコンテンツ強化という面では、かなり課題があるんじゃないでしょうか。

北米のコンテンツマーケティング担当やソーシャルメディア運用担当の人のペルソナ(人物像)にも興味が湧いてくるんですが、日本よりはウェブやソーシャルメディアの活用に長けた人が多そうですね。この点も課題かもしれません。

(このレポート、実際に人を招くイベントがソーシャルメディア施策とほぼ拮抗する効果があるというアンケート結果もあったり、なかなか面白いです。時間があればぜひ読んでみてください。)