中野です。
ぼくも運営スタッフとして参加している「だれもが使えるウェブコンクール」の第2回のキックオフセミナーのお知らせです。日付は10月15日(金)です。
「盛り上がるソーシャルメディア、話題の新デバイス アクセシビリティの今とこれから」セミナー
http://daremoga.jp/seminar20101015.html
今年は、8月20日にアクセシビリティのJIS規格「JIS X 8341-3:2010」がいよいよ公開されました。国際規格であるWCAG 2.0をさらに発展させたといえる新JISは、旧JISと比べて特定の実装技術に縛られない規格となっており、またテストの重要性が増すなど、複雑化ウェブに対応したものとなっています。
また巷に目を向けると、iPhoneやAndroid携帯などのスマートフォンの普及が進み、iPadなどをきっかけにタブレットデバイスも次々と登場しそうな勢いがあるなど、ウェブの利用スタイルは一段と多様化しそうです。
これらの潮流を受けて「障害者やシニアのウェブ利用はどうなっていくのか」というのは、ウェブの制作や運用に関わる人には重要なテーマのはず。
このセミナーは、そういった問題意識を背景として開催するものです。
ウェブのUXやマークアップ技術の第一人者である森田雄さん(株式会社ツルカメ)、去年に引き続きだれコンの審査委員長を務める野田純生さん(有限会社アルファサード)、そして自身も障害者でありJISへの造詣が深い中根雅文さん(慶應義塾大学助教)などが登壇されます。
「アクセシビリティには興味があるけど詳しくないから...」という人も、ぜひためらわずにご参加ください。多くの人がアクセシビリティに関心を持つことこそ、"だれもが使えるウェブ"を増やすためには大切だからです。
以下のリンクから、参加申し込みお待ちしています!
「盛り上がるソーシャルメディア、話題の新デバイス アクセシビリティの今とこれから」セミナー
http://daremoga.jp/seminar20101015.html