最近auからdocomoにキャリアを乗り換えたSEの竹村です。
携帯電話の各キャリアのオフィシャルページやオンラインショップなどでFlash Liteを利用してコンテンツを効果的に見せるサイトが増えてきています。
このブログでも以前取り上げた『携帯RIA:COACHの携帯Flashサイトに見る、Flash Liteで魅力的な携帯サイトをつくるコツ』もFlashでカラーバリエーションを見せたり、実際に持った大きさ比較ができたりと、Flashならではのコンテンツの見せ方ができるようになっていました。
アークウェブでも携帯用Flashを利用して何かできないか...ということで今回の「商品みるなびFlash!」を作りました。これは、Zen Cartの商品情報と連携して商品一覧をFlashで表示できます。
商品一覧から商品の詳細画像を表示して、気に入った商品はZen Cartの商品詳細に遷移することでカートに入れられる仕組みとなっています。
下記にデモ環境がありますので、携帯でアクセスしてください。
http://okra.ark-web.jp/~takemura/public/flash/lite2.0/for_zen-cart/index.php?main_page=page&id=15&chapter=0
このQRコードからもアクセスが可能です。
より詳しい説明については『みるなびFlash!の紹介』をご覧ください。
以下では、このモジュールをどのように利用できるか、またオープンソースなのでどのようにカスタマイズできるか、について考えてみました。
このモジュールの利用シーンとしては、Zen Cartからカテゴリに関係なく特定の商品だけを選んで商品一覧を作ることができるので、特集のような形で商品一覧をユーザに提供できるようになります。
また、上記の例で「例2 Kid's Tシャツ | デモショップ」のようにショップ名などの任意の文言を表示しておける機能があり、ここに特集のタイトルを書いておくことも可能です。
以降は、現在は実装していませんが、実装するとより使い勝手が向上しそうなカスタマイズについて考えてみました。もし、カスタマイズが必要であれば弊社にご依頼いただければ対応可能です。
現在は、みるなびFlash!を起動すると「アイテム一覧を見る」というボタンがあるだけですが、ここに「バッグの一覧を見る」「時計の一覧を見る」などと複数の商品グループから商品一覧を見られるようにできると、なお良さそうですね。
現在は、商品一覧の点数は4×4の16件までしか表示できませんが、実装のアーキテクチャ的には、商品点数が16件より多い場合でも下にスクロールできるようにしてあります。
これは『Flash/Lite/KlabのケータイFlash勉強会デバッグ会に行ってきました』に書いた画面内スライドの機能と同じように実装されています。
下記のダウンロードフォームから「みるなびFlash!」一式の他に、Flashのソースコードも落とせます。 ライセンスはGPL v2です。規約の範囲内でのカスタマイズが可能です。
https://www.ark-web.jp/zen-cart/download.html
これらについてのカスタマイズが必要であれば弊社にご依頼いただくことも可能です。お気軽にご相談ください。