アークウェブのCSR活動:kiva.orgでの融資を始めました

こんにちは。
SEの進地です。

アークウェブは、オンラインマイクロファイナンシングサービス「kiva.org」にアカウントをつくり、融資・寄付を始めました。

kiva.org
http://www.kiva.org/

kiva.orgはアフリカ、アジア、南米等の資金需要のある起業家に個人がオンラインで融資できるサービスです。融資は$25単位で手軽に行うことができ、手数料なしで100%起業家に貸し出されます。利息はありませんが、寄付ではありませんので起業家は自分で決めた期間内での返済を行います。そして、融資側は返済された資金を元にさらに追加融資を行っていくことができます。寄付や助成金に頼らず、ビジネスによって社会問題を解決していく強力な仕組みといえると思います。

また、kiva.orgではKivaの運営事務局への寄付も受け付けています。kiva.orgという素晴らしいサービスそのものを支援することができるのです。

アークウェブでは、CSR活動の一環として、kiva.orgでの(融資による)運用とkiva.orgへの寄付を行うことにしました。

そこで、今回は$150を資金として集め、うち$125を3人の起業家に融資し、残る$25はkiva.orgに寄付しました。資金は社でマッチングギフト方式を使って集めました。

マッチングギフト|新語辞書
http://www.kw-guide.jp/newwords/post_131/


さて、融資してみて驚いたのは、融資額の上がっていくスピードの早さ!
kiva.orgのグローバルメニューの「LEND」から融資希望の起業家を検索できるのですが、ほんの数分「どんなことしてる人なのかな~」などと眺めているとすぐにその人の希望融資額が集まってしまい、その人には融資できなくなるといったことも多発しました。非常にアクティブなユーザー(貸し手)がkiva.orgに集まっていて、サービスが活発に動いていることを実感しました。

kiva.orgのようなビジネスのスキームで社会問題に取り組む仕組みは、寄付や援助などと異なり、問題を生み出す状況や仕組みそのものの改善につながります。ビジネスでやる以上、経営が必要で、継続することが必要だからです。kiva.orgのようなサービスがどんどん広がっていくといいですね。アークウェブでも、継続して融資をしていきたいと思います。