アクセシビリティ:原稿作成時にもできること

小森です。

昨年、株式会社NTTデータからリリースされたHARELというサービスを試してみました。
URLを入れると、オンラインでアクセシビリティチェックを行ってくれるツールです。
http://harel.nttdata.co.jp/

画面は、アクセシビリティWikiのもの。診断結果はお恥ずかしいものですが、こんな感じで「良い」「悪い」「要確認」の項目を、「晴れ」「雨」「曇り」のメタファで表現しています。
(PukiWikiというツールの特性でしかたない部分もあるのですが、できるところから少しずつ直しています...。)

さて今回の記事では、このとき出たチェック項目のいくつかが面白いと思ったので、紹介したいと思います。たとえば以下。

詳しくはリンク先を参照いただくとして、私のほうでも簡単に解説を加えますと、下記のような背景があります。


アクセシビリティ対応にはHTMLマークアップを改善すればよい、と単純に考えがちですが、それ以前の、こういったラベリング設定、原稿作成時にもできること・改善できることが案外重要だったりします。

音声ブラウザで聞いてみて、すーっと情報が入ってくるのかどうか?認識しやすいのかどうか?
今一度そういった視点で自分のWebサイトを見直してみるとよいかもしれません。


余談:
あと文脈から外れるので余談扱いですが、下記も面白いと思いました。20px未満って、アイコンとかでよく使うのでデザイナーからすると結構微妙ですね...。もう少し大きくしたほうがいいのかも。