ミャンマー(ビルマ)のサイクロン「ナルギス」被災への寄付を行いました

山岸です。

ご存じの通り、ミャンマーを襲った大型サイクロン「ナルギス(Nargis)」の被害は大きく、現時点で死者は3万人を超えているとのことです。行方不明者も多く、今後も死者は増えていくのではないでしょうか(国連人道問題調整事務所は死者・行方不明者が最大10万人に上るとの推計)。

ミャンマーのサイクロン、死者3万4273人に -NIKKEI NET-
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/asia/20080513D2M1304013.html

ミャンマー国営メディアが13日夜発表したサイクロン被害者数は、死者が3万4273人、行方不明が2万7836人となった。

有力NPOのオックスファムは、さらに対応の遅れによる二次災害に警告を発しています。

サイクロンの被害者に援助が届かなければ、150万人が命の危険にさらされる、とオックスファムが警告 -オックスファム・ジャパン-
http://oxfam.jp/2008/05/post_163.html

背景には軍事政権の支援受け入れ拒否があります。尊い命が次々と失われていく中で、理解しがたい対応です。これには多くの批判が集まったのでしょう、ようやく重すぎる腰を上げたようです。

ミャンマー軍事政権、EUと人的支援で協議へ・サイクロン被害 -NIKKEI NET-
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080514AT2M1304B13052008.html


アークウェブでも、同じアジアの国の人々の力になれればと考え、社内で協議をし、寄付を行うことにしました。「マッチングギフト」というやり方で、まず社員から寄付を募り、その金額とほぼ同額を会社から上乗せして寄付することにしました。

マッチングギフトとは 社会貢献ポータル JAPANWAY NAVI
http://www.japanway.or.jp/special/matchinggifts/mg2005-10


寄付した団体については、ミャンマー(ビルマ)に何らかのパイプがあり、すでに現地に入って活動をしている点を重視して、「BAJ(ブリッジ エーシア ジャパン)」と「AMDA」の二団体を選びました。
有効に活用してくれるものと思います。


BAJ 特定非営利活動法人 ブリッジ エーシア ジャパン
http://www.baj-npo.org/

AMDA (特定非営利活動法人アムダ)
http://www.amda.or.jp/

我々が寄付した金額は少額ですが、自分ができる範囲でやれることをやる、ということが第一歩になるのではないでしょうか。これからも微力ではあっても、社会貢献の意識を持ち活動していきたいです。


ミャンマー(ビルマ)の被災地において、1人でも多くの人命が救われること、1日でも早く安心して生活できる環境が復旧することを祈ります。