[Clip] SNSのコモディティ化 / WAI-TIESが指摘する"CAPTCHA"のアクセシビリティ / Zimbra+Asterisk

中野です。3日20日のクリップです。

最大150名まで参加可能なSNSを無料で作成できる「フレカラ!」
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/03/20/11309.html

マーズ、デザインカスタマイズ込みSNS「SNS-One」のASPサービス開始
http://www.mars.co.jp/SITE1PUB/sun/8/news/report40.html

『ちよろず。』 - 目的特化型SNS構築ASPサービス比較調査
http://d.hatena.ne.jp/chiyorozu/20060315/p1

先日、目的特化型SNSについて記事を書き、関連してちょっと気になったので国内で提供されているSNSの構築ASPサービスを調べてみました。
いやはや結構な量のサービスが提供されていますね。

SNSのコモディティ化が進んでいますね。企業がマーケティングの一貫として構築するような場合、ラウンチの容易さとカスタマイザビリティあたりが鍵になってくるでしょう。

Latest Accessibility News on Accessify | WAI-TIES Update 5
http://accessify.com/2006/03/wai-ties-update-5.php

W3C(World Wide Web Consortium)のWAI-TIES(Web Accessibility Initiative: Training, Implementation, Education and Support)は、Webアクセシビリティについてのトレーニングや教育を行う機関。ここが出したドキュメントについての記事です。
最近Webサイトのユーザー登録などにspam除けとして使われることが多い"CAPTCHA"( Wikipedia: Captcha )の、アクセシビリティ上の問題( Inaccessibility of CAPTCHA )などを指摘しています。


Ad Innovator: DVRの無い家庭のTVCM効果は7%の下落
http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/2006/03/dvrtvcm7.html

DVR(HDD型ビデオレコーダー)のある家庭ではTVCMの効果が3%以下の下落であるのに対して、DVRの無い家庭では7%の下落であることがわかった。

なるほど。コンテンツの摂取に積極的な人はCM視聴においても平均より高い意向を示す、ということでしょうか?


FPN-ニュースコミュニティ- ブログとSNSブログは何が異なるのか?
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=1272

判り易く言えばブログがSNSの基本コンポーネントと組み合わせられたことにより、物語風の書き方、簡易な情報発信に内包された社交の要素や感動の共有の要素が飛躍的に強化されました。(複雑系による組み合わせのもたらす創発効果)
その結果、お互いの肯定的な関係を促進する『セルフヘルプグループ』が生まれ易くなり、参加者の『親和欲求』や『認知欲求』が満たされ易くなった訳ですね。

とのことです。「複雑系」と「創発効果」のくだりはよくわかりませんが、他ユーザーとの関係、自己紹介や参加コミュニティなどの可視化によってmixi内日記の「社交の要素や感動の共有の要素が飛躍的に強化され」ているという指摘はその通りだと思います。


米Digiumと米Zimbra,オープンソースの統合メッセージングで提携:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/USNEWS/20060314/232377/

Ajaxベースのグループウェア「Zimbra」と、オープンソースのPBX「Asterisk」の統合。Zimbraといえば無料だとばかり思ってましたが、有料版( Zimbra Collaboration Suite )や、そのホスティング版( Zimbra Hosting )も用意されているんですね。


Web2.0時代の花見。Google Earthで桜前線を追っていこう / デジタルARENA
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20060317/115894/

Google Earthを利用した「桜前線 さくらマッピングPROJECT」の紹介です。このプロジェクトは「アースデイ2006 気候変動ソリューション・キャンペーン」の一貫でもあるんですね。
Googleが世の中に及ぼそうとしている変化のひとつは、こういうことでもあるのかな? と思います。