[Clip] GoogleのSERPs新インタフェース / Web 2.0的予測市場"CrowdIQ" / 音マガ.comで好きなペースでPodcastを楽しむ

中野です。3日28日のクリップです。


TechCrunch: Google v. Microsoft: New Search Interfaces
http://www.techcrunch.com/2006/03/28/google-v-microsoft-new-search-interfaces/

GoogleとMicrosoftが、新しいSERPs(検索結果)をテストしている、という注目ニュースです。
Googleは、Images、Groups、News、Froogle、Localなど関連サービスの検索結果とマッチ度を示すグリーンの棒グラフ(green bars)を左カラムに配置。ランダムテスト中らしいですが、Google Blogoscopedが薦める方法では見ることができませんでした。
一方MicorosoftのLive.comでは、"infinite scroll bar"と呼ばれるスクロールバーが特徴的とのことです。試しに検索してみると( Windows Live: "orange"で検索 )、左肩にある表示要素を制御するスライダーと、インラインフレーム内のSERPsに連動して動的に表示される「スポンサーサイト」が面白いですね。

GoogleについてはGoogle Baseと連動した「仕事検索」も登場したようで( グーグル、仕事検索「Job Search」を開始 :: SEM R )、毎度のことながら動きが速いです。


Mashable*: CrowdIQ - Build Your Own Prediction Market
http://mashable.com/2006/03/17/crowdiq-build-your-own-prediction-market/

CrowdIQは、Inkling ( Mashable*の紹介記事 )より本格的な(?)、CGM/Blogosphereのパワーを活かした「予測市場」サービスのようですね。
たとえば…と予測してみますが、日本でマイクロペイメントがもっと普及するとして、かつ法関係が整備されるとして、政治や社会をテーマにした「予測市場」遊びが普及したりしないでしょうか? そこまで一足飛びに行かなくても、企業が商品開発のリサーチに利用したりする、などの使い方は予想できます。

Podcast Now!: ポッドキャスティングを好きな回から好きなペースで取得できる「音マガ.com」
http://podcastnow.net/blog/archives/000797.html

音マガ.comでは、登録されているポッドキャストを最初の回から受信することが可能になります。それだけでなく、配信日を毎日、または特定の曜日で指定したり、一回に配信するファイルの数も設定できる。このため、実際の番組の配信間隔とは関係なく、自分のペースで番組を楽しむことが可能になります。毎日配信されても聞く時間がないという場合は週1回の配信にして聴くようにするとか、利用者側が配信間隔を決められるのは新しいですね。

音マガ.com、これはいいですね。いわゆる「(オート)ステップメール」のようなWebマーケティングなどへの応用も利きそうです。

Google AdWords Opens Keyword SEO/SEM Research Tool, Adds Seasonal Data / SYS-CON
http://news.bizstyle.biz/archives/2006/03/google_adwords.html

Google(US)が、アドワーズ広告の管理ツールを登録ユーザー以外にも公開。これはなかなかのニュースでは?