中野です。2月16日のクリップです。
naoyaのはてなダイアリー - 3年前の自分は別人、を他のひとにも当てはめてみる。
http://d.hatena.ne.jp/naoya/20060212/1139749909
僕は近頃「初心者」という言葉の使い方に気をつけるようにしています。
(...)
初心者っていうのは3年後は初心者じゃない。上級者は3年後も上級者だろうけど。そして本当に初心者である期間はほんとに短い。だから「初心者にわかりやすい」みたいなところを中心に議論を進めると、罠にはまる。
そのアプリケーションを使って欲しいのは本当に初心者なのか。その初心者は、1年後には初心者じゃなくなっているんじゃないのか。初心者に合わせて作ったものは、1年後にはその成長した初心者にとって価値を提供し続けられるものでいられるのか。
Webサイト/アプリケーションの画面設計・UI(ユーザインタフェース)を考える際、参考になる視点ですね。
Blogosphereでの反響を受けて話は「インタフェースの話」に続いていますが、個人的にも「初心者」という言葉は、ある種の判断停止ワードでは、と思うことがあります。
wizardofcrowdsの日記 - Web屋とSI屋論
http://d.hatena.ne.jp/wizardofcrowds/20060215#1140033129
Googleはキーワード広告の形で、デマンドの持ち主のことをSupplierに教えることに成功した。そうみてます。
Web屋さんすべてがデマンドの持ち主の近くにいようとしているとは思いませんが、デマンドの持ち主のそばにいるための技術が、Javaよりは、アジャイルだとかRuby on railsだとかなんだろうな、ということだと思いますです。
「Web屋」(Webサービス提供物やフロントエンドの制作者を含む概念?)と「SI屋」をエンドユーザーの需要(Demand)という軸で比較したエントリー。
CGMの隆盛についての「最近、ネットって、低コストでデマンドについて勉強できる、一つの場所となってきてますよね。例えば、多くの人が、独り言を含めてネットに吐き出している」という見方も面白いなぁ、と思いました。
Google's Call-per-click in Action
http://blog.outer-court.com/archive/2006-02-16-n43.html
Googleが、北米のアドワーズ広告でPay-per-call広告の一種"Call-per-click"広告(「Click-to-call」と呼ばれたこともあったと思いますが…)を試しているようです。
日本にもそろそろ上陸ですかね?
SEMを測る新指標とは :: SEM ilog (セミログ)
http://www.semilog.jp/6/20060215153414.html
SEM施策を考えるとき、クリック率(CTR)、コンバージョン率(CVR)、コンバージョン単価(CPA)以外にもいろいろ指標があるのでは? と提起している記事です。