[Clip] MicrosoftのWeb 2.0戦略、Amazon Webサービスのeコマース革新、ブログの効果測定

中野です。11月4日のクリップです。

米Microsoft、初の“Web 2.0的”戦略サービス「Windows Live」を発表
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/11/02/9715.html

MSの歴史上、大きな戦略転換でしょうか。
Tim O'Reillyは"What Is Web2.0"で、Web 2.0企業のコアコンピタンスとして「ソフトウェアではなくスケーラブルなサービス(Services, not packaged software, with cost- effective scalability)」を挙げています。
このWindows LiveのためにGoogleと提携していたFolderShare(ファイル共有サービス)を買収したことも報じられていますが、GYM (Google vs. Yahoo! vs. Microsoft)の闘争はすごいスピードで進行しているようです。

Yahoo! Search blog: Yahoo! Maps: drag 'em, search 'em, hack 'em
http://www.ysearchblog.com/archives/000209.html

新しいYahoo! Maps(US)(β版)がお披露目されました。APIも早速公開されています。


Amazonをプラットフォームにしたeコマースの技術革新から、取り残される日本市場:Goodpic
http://www.goodpic.com/mt/archives2/2005/11/amazone.html

再販制度で文化保護云々という怪しげな議論にはここでは立ち入りませんが、日本のeコマース関連の技術革新は、この制度によってある程度、阻害されていることは確かだと思います。販売競争が無いところに工夫の余地は生まれず、またWEBサービスを利用した関連ツールなどの利用も必要性がないのです。

日本でもアマゾンマーケットプレイスはナノ経済の活性化に貢献していると思いますが、再販制度のないアメリカはさらに進んでいるんですね。


RSSマーケティングガイド: ブログに特化した効果測定ツールをリリースしました
http://www.rssmarketing.jp/000358.html

RSS suite - ブログトラッキングは、CGMとしてのブログの効果測定ができるツールだそうです。興味深いです。


Japan.internet.com Webマーケティング - 感情にフックする!
http://japan.internet.com/wmnews/20051102/6.html

私からの助言は、メルマガを読んで自分の心が動かされるようなコラムを書くことだ。そこには、感情を持った人間に対してのメッセージがある。メッセージを受け取った読者は、そのメッセージに対して何らかの反応を示す。

読まれるメルマガには多少なりともエモーショナルな要素があるものですが、それを「フック」と表現しています。