[Clip] Google Analyticsのビジネスモデル、BtoBサイトでAjax、OSSのデュアルライセンス戦略

中野です。11月15日のクリップです。

CNET Japan Blog - 渡辺聡・情報化社会の航海図:Googleとの競争をどう生き残れば良いのか
http://blog.japan.cnet.com/watanabe/archives/002439.html

Googleが無償提供をスタートしたWeb解析サービスGoogle Analyticsを巡っては多数のニュースやブログ記事が飛び交っています。渡辺聡氏のこのブログでは、このように多くの企業のサービス/ソリューションがGoogleとの競争に突然巻き込まれる可能性と、そのときに取り得る戦略について考察しています。
なおGoogle Analyticsと影響範囲というエントリーにはGoogle Analyticsのビジネススキームの解説がありますが、これについては、カジュアルな文体ながらkokepiの日記 - googleえげつねぇwwも読んでみてください。


Japan.internet.com E-コマース - オムロンの B2B サイトで Ajax を活用
http://japan.internet.com/ecnews/20051114/5.html

商品検索を「I-ピッキングサーチ」で行い、商品名の先頭1文字から数文字を入力すると、自動的に候補となる商品名が表示され、ユーザーは候補の中から一致するものを選択できる。

Ajaxを利用したインクリメンタルサーチ( Wikipedia: インクリメンタルサーチ )の実装例ですね。BtoCサイトより、ユーザ層を絞ったBtoBマーケットプレイスなどの方がこうした試みをやりやすいかもしれません。


japan.linux.com | Sleepycat―健全な収益構造を持つオープンソース企業の見事な例
http://japan.linux.com/enterprise/05/11/14/0152256.shtml

「収益の約65%はライセンスによるもの、残りの35%はサービス(サポート、研修、コンサルティング)によるものです。この割合は多くのプロプライエタリ・ソフトウェア企業と同じですが、ほとんどのオープンソース企業とは異なります。」(Wang)

オープンソースのリレーショナルDBであるBerkeley DBを提供しているのはSleepycatという単独企業だということは初めて知りましたが、この会社はデュアルライセンス戦略で成功しているようです。


Web::Blogoscope: 見出し構造の理想と現実
http://www.cybergarden.net/blog/2005/11/heading_elements.html

XHTML 2.0(現在、草案)では、h1?h6要素のほかに、h要素とsection要素が導入予定だ。これら2つの要素を入れ子にすることで見出しを階層化できる。

(X)HTMLで扱われる見出し要素であるhxタグの現状の問題と、XHTML 2.0(現在はドラフト段階)ではどう扱われるようになるか、という記事です。