10月5日のクリップです。
グーグルとサンが提携へ StarOfficeなどのウェブアプリ化を検討か - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20088126,00.htm
この提携がGoogle、Sun Microsystemsの事業にどれほど影響を与えるものかわかりませんが、90年代にSunが提唱した「シンクライアント構想」は早すぎたビジョンだったのか、という気もします。
ソフトウェアに新たな息吹をもたらすAJAX 新興企業らの挑戦 - ZDNet Japan
http://japan.zdnet.com/news/devsys/story/0,2000052522,20088138,00.htm
Ajaxの採用がMicrosoftなどが高いシェアを占めてきたデスクトップアプリケーションの世界を脅かす、という見通しには議論の余地があると思います。しかし記事中にも「過去8年間にわたって標準化が進められてきた開発技術AJAX」との記述がある通り、これまでも知られていた技術の組み合わせであるAjaxの採用例が増えやすい状況になり、WebアプリのUI(ユーザーインタフェース)やユーザーエクスペリエンス向上がもたらされる点は、大いに歓迎したいものです。
O'Reilly Radar > Web 2.0 as Rainforest
http://radar.oreilly.com/archives/2005/10/web_20_as_rainforest_1.html
「Web2.0」というキーワードについては、北米では今日(5日)からWeb2.0 Conferenceが開催されることもあり、最近活発なやり取りが続いています。
Web2.0のGuru(導師)ともいえるTim O'reilly氏のブログのエントリーに「Web2.0は熱帯雨林、それ以前のWebは砂漠」という引用があります。MashupやRemixを促進するWeb2.0というインフラが、情報というエネルギーをWWWのエコシステムの中で無駄なく有効に使う、という意味合いのようです。
Japan.internet.com Webビジネス - SEO は「PR」 ブランディングの処方箋
http://japan.internet.com/busnews/20051004/6.html
サーチエンジンの検索結果をひとつのメディアとして考え、ひとりの Web サイト閲覧者の目で見てみる。たとえば新聞の紙面や雑誌のページのようにこのメディアにも、サーチエンジンが選んだサイトの情報(記事)と広告が存在している。サーチエンジンで調べ物をするとき、まず検索結果の上位に表示された情報をつぎつぎに見ていく。サーチエンジンによって選び抜かれた「情報価値の高いサイト」の情報を信頼しているからだ。
自社の販促のポートフォリオ、チャネル戦略を考える人にとっては重要な示唆ではないでしょうか。