[Clip] ロングテールと行政サービス、Folksonomyをマーケティングに、巨大QRコード広告

中野です。10月18日のクリップです。

NRIパブリックマネジメントレビュー - いかにしてロングテールをつかまえるか
http://www.nri.co.jp/opinion/region/2005/pdf/ck20051002.pdf (PDFファイル)

ネットのビジネスモデルの中核として注目されている「ロングテール」の概念を「パレートの法則」と対比させて解説し、行政による市民ニーズの把握への適用可能性、さらにはWeb2.0(オープンデータシンジケーション)による行政サービスの改革の可能性まで論じています。
なかなか野心的だと思います。


Search Engine Journal: Splog Content Thieves Take AdSense Code in Package
http://www.searchenginejournal.com/index.php?p=2330

アフィリエイト目的に他サイトの内容を丸写ししただけのブログなどは日本でも問題視されていますが、北米でも、一定の条件化でコンテンツをどんどん自動生成するArticleBot(アーティクルボット)によるサーチエンジンスパムは以前から話題になっています。
この記事では、コンテンツ盗用によるブログを"Splog(s)" ( Wikipedia: Splog )と呼んでいますね。


フォークソノミーは装い、マーケティング活用が始まった!!
http://echoo.yubitoma.or.jp/weblog/h-yamazaki/eid/201884

さて面白いことには、このフォークソノミーの仕組みがネット・マーケティングにも本格登場する兆しが見え始めた点である。
(...)
知り合いの身につけているアイテムならば欲しいと言う『同調効果』である。
同じアイテムを持っている人ならば親近感を感じる『類似性による親近効果』である。

Folksonomy(フォークソノミー)という用語を覚える必要があるかどうかはともかく、Tag付けによる情報共有がマーケティングに活かせる可能性が見えるサイトとして、“モノ系ソーシャル”Socialtunesは是非チェックしてみてください。


日経メディアラボ: 東京の繁華街に巨大なQRコードが出現
http://nikkeimedialab.jp/blog/2005/10/post_bfdc.html

ノースウエスト航空は、QRコードが目立つユニークなクリエイティブに関して「QRコードは消費者に認知してもらう一つの広告手段。遊び感覚であるが、先進的なイメージを強める効果がある」(三好敏文コンシューマー・マーケティング部長)と自信を持っている。

なるほど、確かに目新しさがあり、認知度が上がりそうな手法ですね。


Podcast Now!: 都の西北からお届け!「早稲田祭2005」ポッドキャスト
http://podcastnow.net/blog/archives/000520.html

学園祭(「早稲田祭」)のPodcastだそうです。リアルイベントとPodcastingは相性がよさそうです。