PukiWiki - 高い柔軟性を持った CMS(コンテンツ管理システム)

金沢工業大学院 Blog」で、興味深いエントリーを見つけました。

講義用 WIKI サイトの構築:金沢工業大学院 Blog
http://blog.kitnet.jp/mt/tokyo/archives/000583.html

近頃は、大学などでも Wiki(e-Words : Wiki とは) の活用が進んでいるんですね。

Wiki は CMS(コンテンツ管理システム)としても柔軟性が高く、適用範囲が広いソフトウェアです。私たちアークウェブでも事業アイディアの集積、プロジェクト管理、情報共有、個人の ToDo 管理、そして外部パートナーを交えたプロジェクト管理にまで PukiWiki を使っています。Zen Cart の日本語公式サイト Zen-Cart.JP も05年1月からは PukiWiki で運営されています。

Wiki はさまざまな用途に使えますが、

(1) 体裁よりもスピード重視の告知型サイトの立ち上げ
(2) イントラネットなどでの情報共有、プロジェクト管理

などに導入すると特に使い勝手がいいのではないかと思います。

上記のエントリーでは

Pukiwiki も、マイナーバージョンアップで徐々に上がっているが、それ以上に、様々なオープンソースなソフトウェアであるため、かなり多くのプラグインやスキンが増えており、多くの選択肢が増えてきているような気がしている。

と書かれていますが、おそらく PukiWiki.org を中心としたプロジェクトは、その活況ぶりを見ると日本のオープンソース活動の中でもかなり成功している方でしょう。

最近では、PukiWiki のページを MovableType 風に表示するプラグイン「自作プラグイン/blog2show.inc.php」を公開されている方もいるなど、カスタマイズ性はますます上がっています。コミュニティポータルやソーシャルソフトウェア的な活用方法も今後ますます増えそうです。

国内外を問わず Wiki にはかなりのクローン(亜種)があって、どれも特徴や独自性があって面白いのですが、やはり本命は PukiWiki だ、と個人的には思っています。