『Adobe MAX 2007 最速レポート』というRIAコンソーシアムのセミナーのまとめ http://www.ark-web.jp/sandbox/wiki/243.html

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目次

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このページは何?

2007年10月12日に『RIAコンソーシアム 〜デザインを見据えたシステム〜』というセミナーがあり、
『Adobe MAX 2007 最速レポート』という話を聞いてきた内容について、まとめました。

概要については[[ARK-Web ビジネスブログ:http:www.ark-web.jp/blog/]]を参照ください。

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Adobe MAXって?

http://www.adobe.com/events/max/

max01.jpg

まず、Adobe MAX 2007 がどういうものかというと、10/1〜10/3までの 3日間に
アメリカのシカゴで、製品についてのTipsや開発ノウハウの提供などのセッションを行うイベントです。
今年は4,500名の参加者があり、史上最大だったのだとか。

さて、ではどういう話があったのか具体的に見ていきましょう。

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Adobeからの新製品について

ここからは、Adobeからの新製品について1つずつ説明していきます。

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Thermo

http://labs.adobe.com/wiki/index.php/Thermo

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これは「Flex Builder のデザイナー版のようなもの」とおっしゃってました。

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Thermoを使うメリット

例えば、デザイナーがPhotoShopやIllustratorで画面を作ったとしても、ユーザインターフェイスを
実際に構築するのはその先のデベロッパーの仕事でした。

なので、UI設計者から「ここは違う」的な指摘を受けた場合に、デベロッパーから再度デザイナーに
差し戻しされて、再びデベロッパーに新しい仕様を伝えて構築する…というように手間がかかってしまいます。

PhotoShop/Illastrator → Flash/Fireworks(.mxml) → FlexBuilder       → swf or AIRアプリケーション
|<-                    デザイナー            →|  |←デベロッパー →|

これを吸収するべく、Thermoで簡単にインターフェイスの動きの部分までデザイナーが構築できる
ようにしておけば、UI設計者はデザイナーのレベルで画面を見ながら調整できるわけですね。

PhotoShop/Illastrator → Thermo <-> .mxml <-> FlexBuilder       → swf or AIRアプリケーション
|<-                    デザイナー      →|   |←デベロッパー →|
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参考資料

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Form Guide

http://www.adobe.com/jp/products/livecycle/forms/

max03.gif

これについては、今回のセミナーで初めて知りました。
『RIA to PDF ソリューションの効率化』がポイントとのことです。
具体的にどのような事例があるかというと、、

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Form Guideの例

お役所の申請書類検索&DLシステムというようなサイトの紹介がありました。
(実際に動いているサイトは見つけられませんでした…)

画面の流れ的には、

  1. ログイン → 申請書類一覧 と画面遷移するとウィザードが表示されます。
  2. フォームに、自分の立場(年齢や結婚有無等)を入力すると、申請書類が絞られていき、
  3. 書類が決まったら、個人情報を入力して、
  4. PDF化してダウンロードできる。

というサイトでした。

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フォームBuilder

このウィザード形式で内容を入力していく部分をBuilderで生成することができます。
その生成部分は『LiveCycle Designer』というソフトで制作するようです。

フォームの原型となるテンプレートを選んで、ユーザに入力させたい項目を選択しながら直感的にフォームが作成できるようです。
ビデオの挿入などもできるため、ユーザへの入力ガイドとして利用することができます。

上記例では、PDFをダウンロード(または印刷)という内容でしたが、E-Mailへの添付や
AIRを用いたオフライン環境でのフォーム内容の保存にも利用可能ということで、幅広い活用が展開できそうです。

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Flex Bilder 3

http://labs.adobe.com/technologies/flex/

max04.jpg

Flex Bilderは、Adobe Flexの統合環境のことです

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リリースについて

次期バージョンのリリース予定が、2008年初頭に英語版・日本語版共にほぼ同時リリースに決定したようです。

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Flex Builder on "Linux"

Flex環境は、有償のFlex Builderを利用するか、無償のFlex SDKを利用するか分かれるところですが、
Flex Builder on "Linux" α版というのが今回のAdobe MAXで公開されました。
ただ、「Sneak Peek」というセッションでの話なので、実製品としてはまだ先の話になりそうだ、とのことです。

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参考資料

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AIR

http://labs.adobe.com/technologies/air/

max05.jpg

既にご存知の方も多いと思いますが、Webの技術でデスクトップアプリケーションが作れるのが Adobe AIR です。

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AIRを使ったコンテスト

AIR Developer DarbyというAIRを使ったコンテストがあったらしく、その結果発表がついでにあったそうです。
今回は、5つの授賞作があり、そのうちの 1つのURLを入手してきました。

このAIRアプリは、ガントチャートを使ったリソース管理ができる、というアプリケーションです。
ガントチャートによるグラフ描画、タスクの一覧表示と項目クリックによってすぐに項目を編集できる機能、
PDFへの出力や、XML形式でローカルへ保存する、といったようなことができます。

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次期AIRのリリース

それで、肝心のAIRの version 1.0 は2008年初頭にリリース予定ということです。
日本語版は3ヶ月後くらいでversion1.1として多言語に先駆けてリリースするようです。

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BuzzWord: AIR上で動作するワープロ

ところで、AIR上で動作するアプリケーションとして、BuzzWordというFlashベースで動作するワープロソフトを提供しています。
また、Microsoft Wordとの互換性もあるようです。
オフライン/オンラインを意識せずにデータ編集しつつ、保存したデータをサーバへアップができ、
それをシェアすることができるような、AIRの特徴的なアプリケーションが出ています。

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大手もAIRを採用

また、既にeBay, SAP, Yahoo!, NASDAQ, FedEx, Salesforce.com, ディズニー等の大手がAIRアプリを採用しているようです。

米国eBayの会員登録が必要ですが、検索部分のインクリメンタルサーチや、MacのFinderのようなカテゴリ選択、
1つ前の画面に戻る機能、検索時に関連するワードを検索条件に含める/含めないが指定できる機能など
かなり完成度の高いデスクトップアプリケーションです。

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参考資料

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オンラインドキュメントを統合したポータルサイト

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Adobe Developer Connection

http://www.adobe.com/devnet/

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Adobeと旧Macromediaのオンラインドキュメントを統合したポータルサイトが Adobe Developer Connection (ADC) です。

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Adobe Labs と ADC

現在では Adobe Labs から情報発信していますが、Labsは出荷前製品情報。ADCは出荷後製品情報について掲載していくそうです。
※ただし、AIRはどちらにも情報発信するそうです。

『ポータル』と書きましたが、デザイナー/デベロッパーの交流を目的としたようなSNSを作ったそうです。

例えば、日本で登録しているグループは↓これだけありました。

http://www.adobe.com/cfusion/usergroups/search_results.cfm?findType=2&country_id=988CD5E1-A711-4F76-BC5B6E23857036FE

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動画への対応

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Moviestar

http://labs.adobe.com/wiki/index.php/Flash_Player

次期Flash Player(開発コード:Moviestar)は、動画への対応を強化しています。
H.264という圧縮形式の動画に対応し、Flash Media Server への対応もこの時期からサポートするようです。
正式リリースは、2007年中に予定している、とのことです。

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Flash Lite 3

http://labs.adobe.com/wiki/index.php/Flash_Lite

Flash Lite 3 へのFMSからのストリーミング画像の再生をサポートするそうです。
既にノキア端末でのデモを行ったようです。ある記事には、Flash Lite 3 をNTTドコモ/ノキアが
対応することをを表明しているそうです。

個人的にはDoCoMoがやっとFlash Lite 1.1から脱却かー。と思いました。

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Adobe Media Player

http://labs.adobe.com/wiki/index.php/Media_Player

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AIRベースの動画コンテンツ&プレイヤーこと Adobe Media Player (AMP) を提供しています(英語版)

HTMLレベルのコンテンツ+Flashでの動画/音楽再生プレイヤーです。ストリーミングだけでなく、AIRなのでローカルへデータの保存も可能なようです。

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Flash Media Server 3

Flash Media Server 3 は、ストリーミングの暗号化に対応し、よりセキュアなデータ通信を行えます。
上記、AIRベースのプレーヤーである AMP と連携した安全なストリーミングが可能になるようです。
2008年にリリース予定、とのこと。

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参考資料

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サービス提供

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Scene 7 Image

http://www.scene7.com/

max07.jpg

Web上でイメージ処理ができる Scene7 Imaging というサービスに、Adobeが資本参加した関係で
このサービスのデモンストレーションを行ったようです。

通販サイトでユニフォームに画像(ロゴ)を当て込んで表示できたり、回転/拡大縮小ができたり、色の変更ができたりします。
※あくまで 2D上の画像エフェクトになります

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SHARE

https://share.adobe.com/

ファイル共有サービス SHARE というサービスをベータで提供しています。
ユーザ間のファイル共有に認証機構をつけて、○○さんは開けるけど××さんは開けない。
というような指定ができるようです。
上記で取り上げたBuzzwordとの連携もできるように考えている、とのこと。

上記ベータ環境はAdobe IDを持っていれば利用可能です。

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Pacifica

ビデオチャットを可能にする Pacifica というサービスでは、SIP Serverの技術を利用しており音声部分がカナリすごいらしいです。
私が、SIP Serverについて良く分かっていないのでちょっと端折ります。

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CoCoMo

CoCoMo というAcrobat ConnectベースのPC画面共有、チャット、ビデオ会議などの機能を持ったサービスを提供します。
MXMLを編集するだけでUIがカスタマイズできるようです。

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参考資料

投稿者竹村 | パーマリンク

| append.gif

tag:RIA, Flash lite?, Flex builder?, AIR?


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Last-modified: 2007-10-15 (月) 20:22:07 (4353d)

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