2016年1月14日
Zen Cart:WebPay(クレジットカード決済サービス)を利用した支払いモジュールを開発しました
Zen Cart(オンラインショップ構築ソフト)に、WebPay(ウェブペイ株式会社)が提供するクレジットカード決済機能を追加できるモジュールを開発しました。
WabPay(ウェブペイ)とはどんなクレジットカード決済サービスか
WebPayは、VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Clubの5大ブランドに対応しており、「スタータープラン」の場合初期費用・月額費用なし、3.25%~3.40%の決済手数料のみで使うことができます。
ウェブペイ社のサイトによれば、「ハードルを引き下げるために、WebPayは手数料の業界最安水準を目指し続ける」とのことです。
Zen Cart用のWebPay支払いモジュールについて
ダウンロード: https://github.com/ARK-Web/zencart_mod_webpay
対象:Zen Cart 1.3.0.2 jp8 UTF版、Zen Cart v1.5.1 日本語版、Zen Cartハイエンド版
条件:PHP 5.4以上
composerを利用してインストールするか、もしくはWebPayが配布しているzipで圧縮されたライブラリを展開する方法でインストール可能(参考: https://webpay.jp/docs/libraries#php )
具体的な決済の流れは以下の通りです。
ショッピングカートに商品を入れて「配送方法」→「支払方法」と画面遷移すると、WebPay決済用のボタンが表示されます。
「カード情報を入力」ボタンをクリックすると、モーダルダイアログで下記の入力画面が表示されます。
カード情報を入力してボタンを押すとモーダルダイアログが閉じられ、WebPayにカード情報が登録されます。
ショップ側はカード情報に紐付いた「トークン」を保持するだけで、カード情報は一切扱うことがないため安全です。
最終確認画面から注文確定をすると、「トークン」での決済確定がWebPayに渡り、クレジットカード決済確定となります。
ショップの注文管理を見てみると、注文のコメント欄に「課金ID」と「カード識別ID」が保存されています。これを利用して、WebPay管理画面から決済を検索できます。
ライセンス・ご利用について
ライセンスはGPL v.2です。
不具合のレポート、個別のECサイトへの導入や機能追加のご依頼(有償・要お見積もり)などは 問い合わせフォーム からどうぞ。
カテゴリー: Zen Cart(オンラインショップ構築)
タグ:
« 前の記事:Zen Cartで構築した予約システムの負荷対策(1):DB読み出しクエリー数を削減して改善する
» 次の記事:Zen Cartで構築した予約システムの負荷対策(2):インスタンスの変更によるパフォーマンス向上と費用対効果
アークウェブの本
Zen Cartによるオンラインショップ構築・運用テクニック―オープンソース徹底活用
内容充実のZen Cart公式本(v1.3対応)がついに発表です。アークウェブのスタッフをはじめZen-Cart.JPの中心メンバーが共著で執筆しました。続きを読む
新着はてブ
カテゴリー
- Shopify(ショピファイ)オンラインショップ構築
- NGO・NPO向け情報
- スマートフォン
- だれもが使えるウェブコンクール
- mixiアプリ
- OpenSocial (システム開発)
- アークウェブのCSR
- A-Form, A-Member, A-Reserve(MTプラグイン)
- Ruby on Rails(システム開発)
- necoったー
- Miqqle
- WebSig24/7
- ecoったー
- ビッグイシュー(The Big Issue)
- CSR(企業の社会的責任)
- マッシュアップ
- RIA (システム開発)
- セキュリティ(システム開発)
- 唐松(アクセス解析)
- Ajax (システム開発)
- テスト(システム開発)
- データベース
- PukiWiki
- Web 2.0
- SEO・サーチエンジン最適化
- XP・アジャイル(システム開発)
- Web・ITニュースクリップ
- Webアクセシビリティ
- Webデザイン
- SEM・サーチエンジン広告
- Webユーザビリティ
- CMS・MovableType
- Zen Cart(オンラインショップ構築)
- Snippy(SNS・ソーシャルブックマーク)
- アークウェブ
- オープンソース
- CMS(コンテンツマネジメント・システム)
- Webマーケティング
- AMP
- SNS