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CNET「ネットのエマージングサービス」カンファレンスを聴いて(前編)

2005年6月21日

CNET「ネットのエマージングサービス」カンファレンスを聴いて(前編)

カテゴリー: SEM・サーチエンジン広告 , Webマーケティング

投稿者 中野

プロデューサーの中野です。6月20日(月)、CNET主催の以下のカンファレンスに参加してきました。

CNET Japan lnnovation Conference 2005 Summer
ネットのエマージングサービス ― サーチ、ブログ、RSSの最新動向

http://japan.cnet.com/info/cjic2005/

CNET Japan lnnovation Conference 2005 Summer

スピーチ、パネルディスカッション、ワークショップと、7時間もの長いカンファレンスでしたが、ところどころ興味深い発表があり、メモを取ったので、2回に分けて感想をまとめます。


*キーノートスピーチ:「Everything Is Search」

こういうセミナーにフルで参加するメリットは、個々の発表だけではなく「全体としてのトレンド」が俯瞰できるということでもあると思います。
ぼく自身が今回、強く印象として得たのは、アスク ジーブスのジム・ランゾーン(Jim Lanzone)氏のキーノートスピーチのタイトルでもある“Everything Is Search”でした。


つまり、多くの人々のWeb上のアクティビティにおいて頂点には「サーチ」という行為があり、(狭義の「サーチエンジン」ではなく)サーチこそがインターネットだと言えるようになった。そのようにネットは様変わりしたのだ、と説得された気分です。

ジム・ランゾーン氏の講演ではまた、「Search3.0」というキーワードも出ました。Ask Jeeves/Ask.jpのサーチにおける位置付けを見るとちょっとキワモノっぽくも感じますが、彼らはTeomaを買収したことで次世代型サーチのコアテクノロジーを手に入れ、

- Yahoo!がディレクトリ検索を築き、(Search1.0)
- GoogleがLink Popularity(リンク・ポピュラリティ)を確立し、(Search2.0)
- Ask JeevesがExpert Popularity(エキスパート・ポピュラリティ)を打ち立てる (Search3.0)

という図式のようです。

このアルゴリズムではWebサイト群をソーシャルネットワークと看做して、いわゆるExpert siteや Authority site の格付けをスコアに反映するようですね。TeomaのWebサイトにSubject-Specific Popularityの解説記事がありますが、日本語のよい記事もありました。

Subject-Specific Popularity - Ask Jeevesの検索アルゴリズム
http://www.sem-r.com/sem/search_n_20041/20040824122846.html

*ビジョナリースピーチ:「米国サーチマーケティング市場の現状と可能性」

Patrizio Spagnoletto氏による講演は、スモールビジネスでSEMをどう活用するかというプラクティカルな内容が主でした。

カンファレンスを通じて“relevancy(妥当性・関連性・適合性)”というキーワードが連呼されていましたが、講演を聴き、SEMにおいてもrelevancyはやはり重要だと実感。また、「購入者のライフサイクル(Buyer's Life Cycle)」、つまり「発見(discover)」-「調査(research)」-「比較(compare)」-「購入(purchase)」という各ステージのニーズに合わせたキーワード特性を考えよ、という視点はリスティング広告の運用に役立つなぁと感じました。

Yahoo! においてサーチエンジンマーケティングの未来はどうなるのか、という点での具体的な提示はありませんでしたが、SEMは“right(適切な) offer(提示内容)・user(ユーザー)・time(機会)”が鍵であり、それらを最適化するよう(オフラインも含めて)進化を続ける、という結びでした。


長くなったので、明日に続きます。


投稿者 中野 : 2005年6月21日 17:52 | append.gif | delicious_s.gif | このエントリをRetweetする

タグ: RSS , サーチエンジン , SEO , SEM , リスティング広告

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