「web creators」誌に「マッシュアップとは何か?」という記事を書きました

プロデューサーの中野です。

Web制作者のための月刊誌「web creators」(2006年9月号・エムディエヌコーポレーション)の「Web 2.0的なサイトを実現しよう! ひと目でわかるマッシュアップの押さえどころ」という特集の中で、「マッシュアップとは何か?」という導入的記事を執筆させていただきました。

MdN Interactive - web creators最新号 - 2006年9月号
http://www.mdn.co.jp/index.php?option=com_content&task=view&id=269&Itemid=
web creators 2006年9月号 目次
http://www.mdn.co.jp/index.php?option=com_content&task=view&id=265&Itemid=

この特集は、企業/商用サイトにおいても徐々に注目されつつある(Google Maps APIを利用した不動産検索などは日本でもすでにポピュラーですね)「マッシュアップ(Mashup)」によるWebサイト構築手法について、基礎知識、APIなどを活用したサイトの制作テクニックを解説するというものです。

この雑誌の読者ターゲットが主にデザイナーということもあり、平易な文体で特集全体としてマッシュアップの最新事例、ワークフロー、リスク、実際の作例までを紹介しています。企業のWeb担当者にもぜひお勧めしたい内容です。


この記事を書くために、マッシュアップ情報のポータルサイト"ProgrammableWeb"を改めて集中チェックしましたが、オープンAPI/Webサービスはますます充実し、宝の山という状況になってきていますね。

ついでですが、先日「クライアントのニーズに適応するWeb 2.0時代の企業サイト構築法」というテーマで講演させていただいた第22回 Web creators conferenceのログもアップされてましたので、お知らせしておきます。

内容をちょっと引用しておきますが、

「News Vine」(www.newsvine.com/)、「Edgeio」(www.edgeio.com/)、「eyeOS」(www.eyeos.org/)など、Web 2.0の象徴ともいうべき海外サイトを次々と紹介し、これらのサービスをビジネスサイトにどう適応させていくかというところまで言及した。 (...) 「Web 2.0的なサービスを体験して、“Webサイトに参加する楽しさ”、“集合知を活用することの効率の良さ”、“リッチ・ユーザー・インターフェイスの直感性”といった魅力を味わったユーザーは、体験する前の世界に後戻りすることはありません。よって、制作者側も前に進むべき。クライアントと一緒になってWeb 2.0的な未知のサービスを考え、模索し、そして迅速に実装していく必要があると思います」

というような内容のお話をさせていただきました。